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| 2001年12月20日 |
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アセテート事業の撤収について
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帝人株式会社
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帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:長島 徹)は、セラニーズ社(本社:ドイツ・フランクフルト市 会長:クラウディオ・ソンダー)とのアセテート合弁会社の検討をしてきましたが、この度、設立を断念することで合意しました。 また、帝人は、長期的に事業性の回復が見込めないアセテート事業を撤収することを決定しました。
永年当社アセテート事業に対してご厚情とご協力を賜りました関係各位の皆様に対し、深く感謝致しますと共に、極力ご迷惑をおかけしないよう努力致します。
特に、合弁プロジェクトで培った信頼関係に基づき、高品質で競争力のあるセラニーズ社のアセテート・フィラメントへの代替に関し、全力をあげてサポートしていく所存でございます。事情ご賢察の上、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
詳細は以下のとおりです。
記
1.アセテート事業撤収の背景
(1)当社は、独自の光沢と発色性を持ち、吸汗・吸湿性に優れ、自然でソフトな肌に優しい繊維としてのアセテート・フィラメントを1955年に事業化して以来、衣料資材分野や、婦人複合素材分野で一時代を画してきました。しかし、昨今、ポリエステル等の低コスト繊維の出現により、長期的には世界需要も年々縮小してきました。
(2)このような環境下において、当社はより一層の競争力を持つために、アセテート事業における世界最大のセラニーズ社と組み、アジアにおける生産・販売事業で合弁会社を設立することに関する基本契約(MOU)を昨年7月締結し実現に向けて努力してきました。
(3)しかし、合弁設立準備期間中に、アメリカ経済の悪化や欧州市場でのポリエステル化の急速な進展によりアセテートの世界的な需要の縮小が一段と進みました。その結果、アセテートの事業性が悪化し、その回復が長期的にも見込めないとの結論に至りました。
2.アセテート事業撤収に伴う対応
(1)スケジュール
2002年3月末に松山事業所内のアセテート工場の生産設備を停止します。
また、帝人品の販売については、2002年9月末までに終息する予定です。
(2)取引先
永年ご愛顧を頂いたアセテート事業の取引先各位とは十分話し合い、極力ご迷惑をおかけしないよう努力する所存であります。
(3)従業員
アセテート事業に携わってきた当社従業員については、生産停止、又は営業終息後に帝人本体および帝人グループ内等で再配置致します。
(4)撤収に伴う連結業績に与える影響
固定資産除却損や設備洗浄撤去費用等の特別損失は、総額約12億円となる予定ですが、平成14年3月期決算には、固定資産除却損を中心に約50%処理する予定です。尚、この処理額については、11月12日に発表致しました中間連結決算短信に記載の通期業績予想値に概算で織り込んでおります。
| 【本件に関するお問合せ先】 |
| 帝人株式会社 広報・IR室 |
| (大阪)長谷川、杉本(TEL:06-6268-2763 FAX:06-6268-3010) |
| (東京)宇佐美、森 (TEL:03-3506-4055 FAX:03-3506-4150) |
<参考資料>
帝 人 株 式 会 社 概要
| 1.設 立 |
: |
1918年6月17日 |
| 2.本社所在地 |
: |
大阪市中央区南本町1−6−7 |
| 3.資 本 金 |
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707億8,700万円(2001年3月末現在) |
| 4.代 表 者 | : | 代表取締役社長 COO 長 島 徹 |
| 5.従業員数 | : | [連 結] 22,256名(2001年3月末現在) [単 体] 5,216名( 同 上 ) |
| 6.売 上 高 | : | [連 結] 7,614億円(2001年3月期) [単 体] 2,727億円( 同 上 ) |
| 7.事業内容 | : | 合成繊維・化成品・医薬医療を中心に事業活動を行い、活動拠点は、日本国内のみならず世界10数カ国を超えている。グループ企業と共に、グローバルに事業を展開している。 |
当社アセテート事業の概況
| 1.売 上 高 | : | 50億7,000万円(2001年3月期) |
| 2.従 業 員 数 | : | 69名<生産62/営業7>(2001年3月末現在) |
| 3.工場所在地 | : | 愛媛県松山市 |
| 4.生 産 能 力 | : | 年産 12,000トン |
| 5.アセテート事業の歴史 |
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年 月
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事業内容
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生産量(トン/年)
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1955年10月
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アセテート松山工場 生産開始
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300
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1957年 7月
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アセテート販売部設置
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2,200
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1960年 4月
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アセテート・フレーク原料の自製化開始
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5,600
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1979年 3月
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アセテート事業部門を分離独立させ、
帝人アセテート(株)を設立
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11,000
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1982年 3月
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アセテート生産量の最盛期
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12,400
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1990年10月
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帝人アセテート(株)を帝人(株)に吸収
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9,500
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2001年12月
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アセテート事業撤収を決定
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7,000
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2002年3月末
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アセテート工場の生産停止
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2002年9月末
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アセテート事業の全面撤収
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掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。