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| 2005年8月16日 |
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米国パタゴニア社と帝人による 完全循環型の衣料品リサイクルプログラムについて | |
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米国パタゴニア社〔本社:カリフォルニア州ベンチュラ市、社長:マイケル・クルーク〕(以下、パタゴニア)と帝人株式会社〔本社:大阪市中央区、社長:長島 徹〕(以下、帝人)は、本年9月より、ポリエステル繊維製品の完全循環型リサイクルプログラムを共同で展開していくことにしました。
具体的には、パタゴニアが、主力製品として展開している機能性アンダーウェア「キャプリーン」について、使用済みとなったものをお客様から回収し、帝人グループで衣料繊維事業を展開する帝人ファイバー株式会社〔本社:大阪市中央区、社長:野口 泰稔〕(以下、TFJ)の松山事業所内にある「繊維to繊維」リサイクル施設でポリエステル原料に再生するもので、グローバル規模の完全循環型衣料品リサイクルシステムが確立することになります。
これにより、パタゴニアは米国において初めて衣料品の回収・リサイクルプログラムを導入する企業となると同時に、企業理念である「クローズドループ(循環)」プロセスの実現により一層近づくこととなります。一方、帝人は、これまでTFJが国内で展開してきたポリエステル製品の完全循環型リサイクルシステム「エコサークル®」(*1)を海外へと広げていく第一歩を踏み出すことになります。
パタゴニアと帝人は共に環境問題に対して全社的に取り組むことを企業理念に掲げており、このたびの「キャプリーン」アンダーウェアにおける完全循環型リサイクルシステムの確立を皮切りに、地球環境を保護しながら持続的に成長ができる完全循環型社会の形成に貢献していきたいと考えています。詳細は下記のとおりです。
(*1)「エコサークル®」とは・・・ TFJが展開しているポリエステル製品の完全循環型リサイクルシステム。賛同する企業をメンバー登録し、商品 の開発、商品化およびその回収・リサイクルを共同で進めることを目的としている。回収した製品は、TFJが世界 で初めて開発したポリエステルのケミカルリサイクル技術により、石油原料から製造するものと同等のポリエステ ル繊維に再生される。現在、メンバー企業は国内約70社。
記1.完全循環型衣料品リサイクルシステムのプロセスについて
(1)このたびの取り組みをパタゴニアは「Common Threads Recycling Program(つなげ る糸リサイクルプログラム)」と称しており、TFJが展開しているポリエステル製 品の完全循環型リサイクルシステム「エコサークル」を通じて、使用済み衣料品の リサイクル行っていくことになります。 |
(2)パタゴニアは、使用済みの機能性アンダーウェア「キャプリーン」を、お客様か らの直接郵送により、またはパタゴニア直営店舗において回収し、TFJ松山事業所 に輸送します。 | 2.当リサイクルシステム導入の効果
(1)回収した衣料品を原料にまで戻し、ポリエステル繊維として再生するため、使用済 みになったものを廃棄することなく無限にリサイクルでき、循環型社会の形成に貢献 することができます。 |
(2)LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)調査により、消費エネルギーや二酸化 炭素排出量を削減できることが実証されており、地球温暖化防止に貢献できます。
【参考:石油からDMTを生産する場合との対比】 消費エネルギー削減効果 : 84%削減 二酸化炭素排出量削減効果 : 77%削減 (*2) (*2)リサイクルせずに焼却した際に排出される二酸化炭素を加算した場合 | 3.両社のコメント
| 【パタゴニア】マイケル・クルーク 社長 兼 CEO のコメント |
私たちの目標は、製造した全てのものに対して責任を持つことであり、衣料品のリサ イクルは環境面において目指すべきプロセスの第一歩であると考えます。現在は使用済 みの製品が廃棄され埋め立てられていますが、このたびの衣料品リサイクルを推進する ことにより、年間130万枚の「キャプリーン」を再生することができます。 これを実現するためにはパートナーが重要であり、帝人には感謝しています。石油の ような限られた資源に依存するのではなく、使用済み製品を活用して、我々独自のサプ ライチェーンを構築していくつもりです。今後、多くの米国企業が「クローズドループ (循環)」プロセスの実現に向けて、帝人の画期的なシステムに参加することを我々は 望んでいます。 |
| 【 帝 人 】唐澤 佳長 専務取締役 CMO のコメント |
パタゴニアと環境問題についての認識を共有できること、また、我々の「エコサーク ル®」に参加していただくことを大変嬉しく思います。帝人は、2000年にポリエス テルのケミカルリサイクル技術を世界で初めて開発し、国内でポリエステル製品の完全 循環型リサイクルシステム「エコサークル®」を積極的に推進してきました。このたび のパタゴニアとの提携は、これを海外に広げていく第一歩となります。より多くの企業 やお客様が、このシステムにご協力、ご参加下さることを望んでいます。 |
以 上
| 【当件に関するお問合せ先】 |
| パタゴニア日本支社 マーケティング部 佐藤 (TEL:0467-23-8952) |
| 帝人株式会社 広報・IR室 宇佐美・西島(TEL:03-3506-4055) | | |
【 参考:会社概要 】
パ タ ゴ ニ ア 社
| 1.設 立 |
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1965年 |
| 2.本社所在地 |
米カリフォルニア州ベンチュラ市(Ventura, California USA) |
| 4.代 表 者 |
代表取締役 兼 CEO マイケル・クルーク |
| 5.従 業 員 数 |
約1,000人 |
| 6.事 業 内 容 |
グローバルに展開しているアウトドア用品・衣料品会社。徹底した品質主義と環境行動主義で国際的に知られている。 1985年に「Environmental Grants Program」を開始して以来、通算2000万ドル以上の寄付と一般の環境保全活動家への物資提供を続けている。1996年以降、衣料品製造において有機栽培された綿のみを使用。1993年からはフリース衣料にリサイクルポリエステル繊維を使用している。2004年の売上高は2億4000万ドル。ホームページ:www.patagonia.com(日本サイト) |
帝 人 株 式 会 社
| 1.設 立 |
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1918年6月17日
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| 2.本社所在地 |
大阪府大阪市中央区南本町1丁目6番7号 |
| 4.代 表 者 |
代表取締役社長 CEO 長 島 徹 |
| 5.従 業 員 数 |
【連結】18,960人(2005年3月末現在) |
| 6.事 業 内 容 |
帝人グループとして、合成繊維、化成品、医薬医療、流通・リテイル、ITなど各分野の事業を展開。環境・安全、企業倫理、社会貢献などの面において、優れた会社を投資対象に推奨する「ダウジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」に5年連続で認定されている。繊維、フィルム、ペットポトルなどのポリエステル製品を完全循環させることができる世界初のケミカルリサイクル技術を開発し、現在は「ボトルtoボトル」「繊維to繊維」を事業化している。「エコサークル®」は、衣料繊維事業グループの中核会社である帝人ファイバーによって運営されている。 ホームページ:www.teijin.co.jp | |
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