2016年1月25日

2020年に向けて最大10言語に対応

表面認証ビーコン「PaperBeacon®」の初採用について

帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純)と株式会社セルクロス(本社:東京都文京区、社長:浅村 直也)が株式会社タグキャスト(本社:東京都千代田区、代表取締役:鳥居 暁)と共同開発した世界初のシート型ビーコン「PaperBeacon(ペーパービーコン)」が、このたびデックス東京ビーチ内の東京ジョイポリス*1にある飲食店「フレームカフェ」に採用され、1月12日より使用開始されました。
 

「ペーパービーコン」の仕組み

「ペーパービーコン」は、省電力型の近距離通信(Bluetooth LE)を使用して、1つ1つを識別するIDや位置情報などを発信することができる、無線素子を内蔵したシート型ビーコンです。3次元空間に伝搬するビーコンの信号を2次元の「面」で伝搬することができることから、スマートフォンに専用アプリをダウンロードすることにより、Bluetooth LEを用いて、AndroidやiOSを問わず交通系カードなどのNFC(近距離無線通信)のように使用することができます。

これを飲食店などで使用すると、「ペーパービーコン」が発する位置情報が、あらかじめアプリがインストールされたスマートフォン内蔵のBluetooth LEを経由して瞬時に厨房に届き、テーブルNoと注文された料理が日本語でプリントアウトされます。また、来店客のスマートフォンを活用することから、大規模な設備投資をすることなく、注文を受けるための労力や注文間違いの極小化を図ることができます。さらに、言語の壁を気にすることなく、日本人スタッフのみで積極的に外国人観光客を誘致することができます。

このたび「ペーパービーコン」が採用された「フレームカフェ」では、米国Putmenu, Inc.が開発した10言語に対応する飲食店向けオーダーシステム「Putmenu(プットメニュー)」を活用することにより、スマートフォンのアプリに掲載された10言語のメニューから注文する料理を選択し「ペーパービーコン」上に置くだけで注文が完了するシステムとなっています。


1枚のシート上で異なる言語対応が可能

 

「ペーパービーコン」を使用した多言語対応注文システム概要

2020年に向けて外国人観光客の急増が見込まれる中、帝人は「ペーパービーコン」を活用した飲食店向けオーダーシステムを積極的に拡販することにより、既に展開している「セルフォーム」*2を活用した無線LAN用途やRFID棚管理システム「Recopick」と合わせ、2020年度には売上20億円以上の事業規模を目指します。

*1 東京ジョイポリス
株式会社セガ・ライブクリエションが東京・台場に展開する屋内型テーマパーク。

*2「セルフォーム®」
株式会社セルクロスが開発した2次元通信技術「@CELL」と、帝人のシート製造技術を用いて開発した2次元通信シート。通信シートに信号を封じ込め、シート表面に発生する電磁波(エバネッセント波)を使って通信する。このシートを用いることで、2次元の「面」で情報を伝搬することができ、簡便な接続や情報漏洩リスクの少ない通信が可能となる。

 

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    • 報道関係のお問い合わせ
      帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
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