新事業創出

テイジンは、持続的成長を目指し、発展性ある事業ポートフォリオ構築に向けて、新事業創出のための先端技術開発を推進しています。中でも、(1)スピーディーな新事業の創出を目指したインキュベーション、(2)将来のビジネスの萌芽となる技術探索、(3)長期的な視点に立ったグループ横断的な領域での研究に注力し、成果につなげていきます。

また、これらを遂行するために、先端技術開発センター、融合技術研究所および構造解析研究所といったコーポレート研究機関を核として、探索研究、基礎研究を進めています。

研究開発の重点分野

「高機能電子材料」「水処理」および「先端医療材料」を重点分野として、早期事業化に向けて開発を強化しています。

「高機能電子材料」分野では、安全性要求の高まるリチウムイオンバッテリー(LIB)向けの革新的セパレータを開発しました。開発したセパレータは、その両面にアラミド層をコーティングすることで耐熱性と耐久性を併せ持ったものと、フッ素系化合物をコーティングしたラミネート型LIB向けのものと2種類あり、「LIELSORT(リエルソート)」のブランド名で生産・販売を本格的に展開しています。

また、液晶ディスプレイや太陽電池等の大幅なコストダウンを可能にする半導体用シリコンインクの早期量産化に向けた開発を加速しています。そのために、2010年7月、特徴あるナノ粒子の製造技術を核に、ナノ粒子材料の研究開発企業として実績のある米国・ナノグラム社を買収しました。

「水処理」分野では、総合排水処理ソリューションの提供を目指して取り組んでいます。特に、微生物の働きにより有機物の濃度が高い排水の処理が可能な多段型生物処理装置「MSABP」がアンゴラや中国で採用されています。

「先端医療材料」分野では、早期の参入を目指し、先端医療材料の新しい研究組織を設置し、開発を推進しています。

事業化ステージ

エレクトロニクス
リチウムイオンバッテリーセパレータ
環境・エネルギー 総合排水処理ソリューション

研究開発ステージ

エレクトロニクス プリンタブル・エレクトロニクス、ナノファイバー、他新規材料
ヘルスケア 先端医療材料
環境・エネルギー 新規バイオポリマー、燃料電池部材、太陽電池部材