サステナビリティ

ESH会計*

帝人グループでは、国内外のグループ会社のESHに関わる投資、費用、効果を算定しています。環境に関わる投資と費用、効果は、環境省が発行している「環境会計ガイドライン」の集計項目を参考に、環境保全や省エネルギー、省資源・リサイクルなどに関わる内容を集計するとともに、環境保全に加えて安全・防災、健康に関わる投資額、費用額も算定しています。

環境保全、安全・防災、健康に関わる投資額の推移

環境保全、安全・防災、健康に関わる投資額の推移

環境保全、安全・防災、健康に関わる費用額の推移

環境保全、安全・防災、健康に関わる費用額の推移
  1. *2024年1月に安全・防災、健康費用額の2021年度数値を修正

2022年度 帝人グループ 環境保全、安全・防災、健康コストの内訳

環境保全

(単位:億円)

項目 主な取り組みの内容 投資額 費用額 金額効果* 物量効果
環境保全 事業エリア内コスト 公害防止コスト 公害(大気・水質、土壌・地下水汚染、騒音、悪臭など)の防止、化学物質の環境排出量削減対策など 7.6 20.7 0.0
  • 化学物質の環境排出量削減
  • SOx排出量、COD負荷量の削減
地球環境保全コスト 地球温暖化防止および省エネルギー対策など 3.2 6.9 0.8
  • 温室効果ガス排出量の削減
資源循環コスト リサイクル推進など廃棄物の有効活用対策、溶剤回収対策など 0.1 8.6 4.5
  • 非有効活用廃棄物の削減
  • VOC排出量の削減
製品サービスコスト 使用済製品のリサイクル推進に必要な対策など 0.0 0.6 0.7
管理活動コスト 環境マネジメントシステムの構築・維持、管理スタッフコストなど 0.0 3.3 0.0
研究・開発コスト 環境負荷改善に関する技術・製品の研究・開発 1.5 22.1 0.0
社会活動コスト 情報提供のための展示会開催、SOx賦課金、環境関連協会費など 0.0 3.4 0.0
環境損傷対応コスト 過去の汚染(土壌・地下水など)に関する調査・対策に必要な費用など 0.0 0.3 0.0
  • 土壌・地下水汚染調査、浄化
  12.3 65.8 6.0  

安全・防災、健康

(単位:億円)

項目 主な取り組みの内容 投資額 費用額 物量効果
労働安全対策コスト 労働安全確保のための対策 6.3 3.0
  • 労働災害の発生抑制
作業環境対策コスト 換気、照明、環境測定など作業環境の維持・改善対策 5.4 1.9
健康対策コスト 健康診断など健康の維持・増進対策 1.3 4.0
防災対策コスト 建物の耐震調査、防消火システムの維持・向上などの対策 4.6 6.1
管理活動コスト 労働安全マネジメントシステムの構築・維持、スタッフコスト、安全損失コストなど - 6.6
17.6 21.6
  • *金額効果:実質的に効果のあったもののみ計上。