品質保証

安全な製品を提供するために

品質保証の運用強化策

PL・品質保証アセスメントの運用強化

CSR・信頼性保証部は、ハイリスク案件の品質保証業務の確認に加えて、年1回PL・品質保証単位の監査を行っています。

事業においては、新製品の研究開発や4M*変更時に、安全性・信頼性を審査する「PL・品質保証アセスメント」を継続して運用しています。アセスメントを客観的かつ適正に行うためには安全性、信頼性を示すエビデンス資料が重要です。

2016年度は、リスクの高い案件を「1.研究開発(開発段階)」「2.事業化(有償販売段階)」「3.販売開始(大量販売段階)」の3段階に分け、それぞれアセスメントを効果的に実施すべく、各事業のPL・品質保証単位系とCSR・信頼性保証部が協力して活動を進めました。

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    4M:Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)の頭文字を集めた用語で、品質に影響を与える経営資源のこと。

PL・品質保証管理の強化

品質管理の様子

2016年度は、PL・品質保証管理を強化するため、外注委託生産品の品質保証の管理強化に向けた改善を行いました。国内外の外注先の選定時や出荷時の品質確認、並びに出荷権限は事業分野ごとに設置している品質保証管理部署の長が持つなど、品質への関与を明確にしました。

一般のお客様への使用上の注意や相談窓口の提供

帝人グループでは、一般のお客様向けの製品も販売しています。帝人フロンティア(株)では化粧品ウェア「ラフィナン®」を、(株)テイジンアソシアリテイルではメンズ・レディス衣料や生活雑貨を販売しています。衣料品は直接肌に触れるものだけに使用上の注意(用途外の使用禁止、万一肌に異常が生じたら即使用中止)などの快適にご使用いただける情報を提供しています。また、お客様からのお問い合わせも専用ホームページで受け付けています。

安全保障輸出管理体制の充実と継続的運用

グローバルに事業を展開する帝人グループにおいて、法令を遵守し確実な安全保障輸出管理を行うことは極めて重要です。帝人グループの中で輸出などを行う各社は、「グループ安全保障輸出管理規定」の下、それに整合する「安全保障輸出管理規定」「安全保障輸出管理実施細則」などを制定して運用しています。
実行体制は事業グループと本社に専門スタッフを置く二重の管理体制を採用し、確実な安全保障輸出管理に取り組んでいます。

安全保障輸出管理で遵守すべき法令などの詳細事項は頻繁に改定されているため、帝人グループでは、本社スタッフが得た最新情報を速やかに事業グループへ周知すると共に、定期的な教育を行っています。

2016年度は、9月に事業グループの委員を集めたグループ安全保障輸出管理会議を開催しました。グループ内の取引実績について情報を共有し、事例紹介による注意喚起などを通じて安全保障輸出管理における留意点を明確にしました。さらに、2016年から2017年にかけて改正された関連法規を周知しました。