2019年10月24日（木）に帝人久村奨学生（第67期）交流会を実施しました。今回は第67期20名中14名の奨学生に参加いただきました。

 交流会は帝人の研究開発拠点の一つである「東京研究センター（日野）」にて開催し、センター内にある「MIRAI LIVERY HOUSE」が会場でした。こちらは帝人株式会社が2018年に創立100周年を迎えたことを記念して建築された建物で、帝人の技術を駆使した木＋科学(複合材料)の融合による、木材を超えるハイブリッド木材が使用されております。

 当日集まった奨学生の皆さんにはまずオリエンテーションとして帝人奨学会や帝人に関する理解を深めていただき、その後、奨学生同士で自己紹介プレゼンテーションを行ってもらいました。普段まったく異なる研究をしている方にも奨学生同士で積極的に質疑応答が交わされ、熱意を持って研究に打ち込む姿勢に、刺激を受けた・研究へのモチベーションが上がった等のご感想を多くいただきました。
 次に東京研究センターの見学を実施いたしました。実際の研究室内を見学して社員へ質問をしたり、実験機器を体験したりと、大変短い時間ではありましたが企業の研究所の雰囲気を感じていただけたかと思います。
 見学後は、現在帝人で社員として活躍している帝人久村奨学生OBとの懇談会を行い、キャリアに関する話や、学生時代にやっておいて良かったことなど、様々な質疑応答が交わされました。また夜はOBを含めて懇親会を開催し、フランクな場で皆さん打ち解けていただけた様子でした。
 交流会をきっかけに同期の交流を持っていただくとともに、今後のご自身の研究や進路に悩む方には少しでも良いご経験となれば幸いです。