帝人奨学会

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帝人奨学会とは

若き科学技術者の育成をめざして

帝人グループは学術・文化の振興活動を幅広く行っており、その一つに「公益財団法人帝人奨学会」があります。これは人造絹糸(レーヨン)の製造技術を独自に確立し、「日本化繊工業の父」と呼ばれた久村清太氏の功績を讃えて、独創的な研究開発の精神を継承発展させるとともに、国家・社会の発展と文化創造に貢献する若き科学技術者の育成を目的に、昭和28(1953)年に創立35周年を記念して、帝人奨学会久村奨学生制度をスタートしました。翌年、この制度の一層の発展を期すため、財団法人を設立し、2011年より「公益財団法人帝人奨学会」に改組して今日に至っております。



創立以来この制度を貫く本質的な精神は変わっておりません。本制度は一企業のためではなく、国家社会の発展を担う人材育成を主眼にしております。そのため、卒業後、大学や公的な研究所で研究に従事する場合は、奨学金の返還を免除しています。また、将来の科学技術を担う研究者を育成するために、経済的な条件等を問わず学業優秀であれば奨学金の貸与を認めております。更に、本制度は発足以来、義務的拘束は一切設けておらず、公益財団法人の本質を堅持しております。


制度設立の頃は、まだ日本は戦後の復興がようやく軌道に乗り出した時代でした。以降欧米の科学技術をお手本にしながら、経済の成長のために必死の努力を続けてきました。我が国が科学技術や経済で世界の一流の仲間入りをした現在では、従来以上に未知の世界に挑戦し、未来に向けての科学技術の発展に貢献することが期待されております。その為に帝人奨学会が果たす役割もますます有意義なものになると確信しております。

帝人久村奨学会
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