帝人久村奨学金

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帝人久村奨学生からのメッセージ

2013年度 奨学生

博士からのメッセージ 修士からのメッセージ

博士からのメッセージ

Y.Ikuta ノーベル賞を受賞できる新たな科学技術の創製を目指す

帝人奨学会は、ノーベル賞受賞者を輩出した歴史と伝統ある奨学生制度です。また、【科学技術者としての自己の使命を自覚し、国家・社会の発展と文化創造の担い手となる人材の育成】を目的に掲げ、研究者の育成を広く支援する制度でもあります。私は、この制度のご支援の下、グローバルな科学技術の発展に寄与していけるような研究者を目指し、博士課程の3年間を頑張っていきたいと考えております。そして、将来的にはノーベル賞を受賞できるような新たな科学技術の創製を実現したいと思います。

東北大学大学院 理学研究科 化学専攻 Y. Ikuta

T.Ohnishi 研究への情熱を評価してくれる

「研究への姿勢を評価してもらえる奨学金がある」という先輩の紹介で帝人奨学会へ応募しました。3回に渡る選考で、研究内容に加え私自身も見て頂き、評価して頂いたと感謝しています。特に最終面接では研究内容について深い考察を頂き、研究に対しての理解を更に深めることができました。
私は「神経細胞で起こる遺伝子発現制御」に興味を持ち研究しています。神経細胞の中でしか見られない、特徴的なタンパク質は一体どのように発現が制御されているのか?その疑問の一端を博士課程で解き明かしたいと思っています。
帝人奨学会は研究への情熱を評価してくれるところです。また研究への意気込みや知識等と共に、研究を行う「人」をよく見て下さいます。応募される皆さんは、ご自身の研究に自信を持ち、その魅力を伝えることができれば帝人奨学会は応えてくれると思います。志を同じくする一人として応援しておりますので、互いに頑張っていきましょう。

九州大学 医学系学府研究科 医学専攻 T. Ohnishi

T.Kimura 研究に打ち込む、貴重な体験を積める環境が持てた

私は修士のころより奨学生に採用していただいています。選考のための書類を出したのは学部4年生の3月でした。このころ友人が学会で賞をもらい、「私の研究も誰かに知ってもらいたい・認めてもらいたい。」という思いが強かった時期でした。そんな時に大学の掲示板で帝人奨学会のことを知り、厚かましくも応募させていただきました。今では奨学会のご支援をいただいているおかげで研究に打ち込むことができ、その成果を毎年国際学会で発表することができています。国際学会では、日本にいてはめったにお会いできない世界の著名な先生方の講演を直接聞くことができ、また、その先生方からご指導いただくこともできて、貴重な体験をさせていただいています。

埼玉大学大学院 理工学研究科 T. Kimura

S.Tsujimura 研究に打ち込む機会を与えてくれた奨学会

博士課程に進学する学生を対象とした返済を課さない奨学金というのは少ない。博士課程進学を志すうえで金銭的な問題は多くの学生が向き合う問題であり、帝人奨学会は金銭的不安を抱える学生を支援し、研究に打ち込む機会を与えてくれる数少ない機関である。帝人奨学会からの支援により、私は金銭的な雑事に気を逸らすことなく、研究に取り組むことができる。日本の技術力の低下が取りざたされる今、国を支える人材になるため私は博士課程進学を決めた。学術研究は日本の国力基盤を支える最も重要な要素の一つであり、とりわけ物理・化学分野の研究は国富を増大させるうえで非常に重要な役割を果たしている。私は日本を支える研究機関に従事する力を身につけるため、日夜研究に励んでいる。後輩諸君も博士課程進学には様々な問題が発生するが、帝人奨学会の支援を受け、優れた研究員となるべく博士課程進学を検討してみてはいかがだろうか。

京都工芸繊維大学大学院 工芸科学研究科 生命物質科学専攻 S. Tsujimura

M.Maeda 最終面接は役立つアドバイスをもらえる場

私の将来の夢は、①世界のエネルギー問題を日本の技術で解決すること、②化学の教科書に名前を残すこと、③大阪大学漕艇部の監督になって漕艇部をインカレ決勝の常連に育てること、の三つです。現在は①の夢に向かって、シリコンの廃材からシリコンナノ粒子を作製し、低コスト・高効率の太陽電池を開発する研究を推進しています。また、③の夢に向かって、時間に余裕がある週末は大阪大学漕艇部のアドバイザリーコーチとして活動しています。
貴会の奨学金への応募理由は、金銭面で悩むことなく研究活動に集中するためです。父は数年前に還暦を迎え、かつ大学生・高校生の妹弟がいるため、両親からの経済的な援助は期待出来ません。そんな折に貴会についての話をお聞きし、奨学金の申請を即断しました。
後輩の皆さん、最終面接では面接官の先生方の迫力に一瞬戸惑うかもしれませんが、自分の研究の今後に役立つアドバイスを頂けるので楽しみにしていて下さい。

大阪大学大学院 理学研究科 化学専攻 M. Maeda

S.Satoh Hopefully, we will help to diminish pediatric oncology deaths.

My research theme is functional analysis of membrane proteins in neuroblastoma (NB). NB is one of the most common pediatric cancers, which mainly originates from sympathoadrenal progenitor cells. Thus, genes of importance in sympathetic nerve development should be associated with pathology and pathogenesis in NB. Our laboratory aims to reveal how membrane proteins contribute to oncogenesis and malignancy in NB since they are putative molecular targets with high specificity.
It takes a long time and a lot of efforts to apply these basic researches for clinical field, which has encouraged me to go on Ph.D. course. Teijin Scholarship Foundation kindly understands the mind well and supports me to focus on my works. Therefore, ambition for success in science will also give you an opportunity to be supported by the foundation. May the science be with you.

千葉大学大学院 医学薬学府 先端医学薬学専攻 S. Satoh

I.Jezus Please try your best and enjoy while doing it!

I am honored to be able to share my experience at Teijin-Kumura Scholarship with everyone. Teijin Scholarship Foundation has been running for more than 60 years helping fulfilling student’s goals as my case. My experience has been superb. Teijin-Kumura Scholarship has helped me to enjoy the opportunity of living in Japan and continue with my research.
The treatment with the crew has always been really smooth and kind. I will always be grateful for this chance.
Through Teijin-Kumura Scholarship support I am able to continue with my research which is based on a novel anticancer drug called SQAP. This drug is a radiosensitizer agent which has antiangiogenic activity. I have been able to identify SQAP target proteins through a T7 phage display screening and corroborate results through different assays. Currently I am testing the drug in cell-based assays under hypoxia conditions.
I definitely would like to encourage everyone to apply for Teijin-Kumura scholarship. You will obtain a friendly experience and the support to continue with the research that interest you. Please try your best and enjoy while doing it!

東京理科大学理工学研究科 応用生物科学専攻 I.Jezus (From Spain)

N.Kosibaty “Never give up on your dreams”.

First of all, I would like to express my deepest gratitude to the Teijin Scholarship Foundation for giving me this scholarship, which enabling me to continue my Ph.D. study without worrying about financial matters in Japan. I feel very honored to be selected as a scholarship student.
I am currently working on developing a mathematical framework for neuroimaging data, such as functional magnetic resonance imaging, and analyzing these data acquired from some neurodevelopmental disorders using the framework to understand the etiology of these disorders and to develop computer aided diagnostics.
Although you will face adversities many times in your life, you need to have a patience to overcome them. So, what I want to say to you is “Never give up on your dreams”.
Again, I am grateful to Teijin Scholarship Foundation for giving me this opportunity.

九州工業大学 生命体工学研究科 脳情報専攻 N.Kosibaty (From Syria)

修士からのメッセージ

R.Takahashi 同じ志を持つ「仲間」を見つけよう

様々な分野を融合し既存の材料の性能を凌駕する新規材料を作ることが私の夢です。今は「ゲル」と呼ばれる生体組織に親和性のある材料を研究しています。優れた機能を持つ生体組織(骨や筋肉等)を模した構造をゲルに取り入れ、高度な機能材料の作成を目指しています。
学部での勉強を経て、研究を続ける熱意と同時に成果を対外的に発表する能力も重要だと考えるようになりました。そんな折に「研究に対する熱意を特に考慮して選考する」という帝人奨学会に応募しました。応募者への3度の選考会で、研究内容や将来の方向性を改めて考えるきっかけをつかみ、多くの面接官の先生方の前で自分の研究を評価していただけるという非常に貴重な機会も得ました。新たな知見を得ることもできたと考えています。
熱意をもって研究に従事されている後輩の皆様も、是非この制度を活用してみてはいかがでしょうか。同じ志を持つ仲間を持つことは私にとっても心強いことです。

北海道大学大学院 生命科学院 生命癒合科学専攻 R.Takahashi

R.Takashima 長期的な研究にもチャンスがある

私は大学院の修士課程で,物性物理の理論研究を行っています。
修士課程の帝人奨学金の募集時期は学部四年の終わりの頃でしたので,審査では,先行研究のレビューを行って得られた視点や今後の研究の展望を中心に発表しました。一個人の体験談ではありますが,研究のスタートまでに長い時間が必要で,結果が出にくいような分野の方もチャンスはあると思います。今後,帝人奨学金の応募を考えておられる方々の参考になれば幸いです。

京都大学大学院 理学研究科 物理学 宇宙物理学専攻 R.Takashima

E.Shibata 研究に対する熱意」を重視するという採用基準

修士課程に進学するにあたり、研究に専念したいという理由で帝人久村奨学金に応募しました。採用基準に「研究に対する熱意」を重視すると書かれており、ここも非常に惹かれた点です。最終面接での、大勢の先生方とのディスカッションは今までにない、良い経験となりました。私は生物の再生能力に興味があり、ゼブラフィッシュの尾ひれ再生について研究をしています。いずれ臨床応用へ向かうであろうこの夢のある分野の基礎を確かなものにするべく、日々努力を積み重ねていきたいです。

東京工業大学大学院 生命理工学研究科 生命情報専攻 E.Shibata

P.Chen Feed the world in a sustainable way

The message of Dr. Ei-ichi Negishi “young people go overseas!” really inspire and encourage my life that study abroad. The support I can get from Teijin scholarship is not only economically and but also mentally. It is really a great honor to accept by Teijin scholarship foundation and this make me more close to find my dream and truth investigation. My research topic is about the rice breeding and mainly focus on the phosphorous uptake. The demanding for the Phosphorus fertilizer is increasing worldwide. But the natural phosphorus reserve is limited and P is non-renewable resource. Most of the rice produce regions are suffered for the poor soil quality and soil problems that are naturally low in phosphorus. Therefore, it is important to develop phosphorus-efficiency rice varieties. My objective is to indentify how these genes effect the plant enzyme production and roots growth and how these physiology characters influence the up-take efficacy of phosphorous. I always commit myself to take the responsibility to give people better life and hope my effort can contribute to feed the world in a more sustainable way.

東京大学 農学生命科学研究科 農学国際専攻 P.Chen

K.Watanabe 病気で苦しむ人々を救いたい

「新薬は何万人もの医師に匹敵する。」この言葉に感銘を受けた当時高校生であった私は、地域・時代を問わずより多くの人々に貢献できる研究に強い憧れを抱きました。そして、発症機構の不明な疾患や治療法のない疾患がいまだ多く存在する中で、自らの研究を通じて、そのような病気で苦しむ人々を救うことができればと考え、私は研究者を志しました。研究者としてのスタートラインに立つことができた私の現在の目標は、海外留学をすることです。留学経験を通じ、語学・研究の面だけではなく、国際感覚の身についた人間へと成長できればと考えております。そのためにも大学院では留学へ向け充分な実績を積み、研究者としての素養を身につけていきたいです。
私は、貴会に研究への取り組みを評価していただき、研究に没頭できる環境を与えていただけたことに深く感謝しております。後輩の皆様も貴会の支援を一助に目標の実現に邁進してみてはいかがでしょうか。

九州大学大学院 医学系学府 医科学修士 K.Watanabe

S.Ishii 新しい視点での考え方を得られる

私は、研究活動は「団体戦」であると考えます。私は学部時代硬式テニス部に所属しており、団体戦では仲間の声援に助けられ仲間の大切さを実感しました。研究室において、メンバーと励まし合ったり議論を重ねたりしながら一つの目標を目指して進むことは、まさに「団体戦」であり、研究を進める原動力となりました。研究内容をまとめ卒論発表した際には新しい視点で考えることを学び、より多くの意見を聞き研究の視野を広げたいと思うようになりました。その時先輩から帝人奨学会の話を聞き、応募することを決めました。
面接試験では選考委員の方々の迫力に圧倒されましたが、質疑応答を通じて自分一人では気付けなかった新しい視点をもつ良い経験をすることができました。帝人奨学会から与えて頂いた環境を生かし、研究室のメンバーと共に「団体戦」を行い、世界中の研究者と切磋琢磨することで得られた研究結果を社会貢献に生かすことを目標に前進していきます。

東京農工大学大学院 工学府 生命工学専攻 S.Ishii

K.Maruyama 自分の研究とより一層深く向き合える

私は、幼い頃に抱いていた「薬でなぜ病気が治るのか」という素朴な疑問をきっかけに薬学の道へ進みました。大学で様々な専門科目を学習する中で、疾患の分子機構の解明を目指す基礎科学に興味を持つようになり、大学院では「未だ生理機能の知られていない蛋白質の疾患との関連性」について研究を行っています。
私には就学中の弟妹がいるため、両親に金銭的負担をかけたくありませんでした。一方で、金銭面に悩むことなく研究に専念したいと考えていました。そんな時に先輩から帝人奨学会の話を伺い、申請するに至りました。
帝人奨学会の選考は、学会発表の経験のない私にとって目的意識の向上、また自分の研究とこれまで以上に深く向き合える良い機会となりました。特に最終面接では、自分の研究を新薬開発に繋げていく上でのアドバイスを頂きました。将来は新薬開発を通して疾患に苦しむ多くの人を救えるような研究者になりたいと考えています。

岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 薬科学専攻 K.Maruyama

R.Kota 自分の研究とより一層深く向き合える

学生自身の研究への取り組みを純粋に評価して頂ける奨学金制度、そうお聞きして帝人奨学生への応募を決めました。実際にその姿勢を強く感じたのは、二次、三次選考における面接です。専門分野の視点に偏りがちな学会での質問とは全く異なり、面接をして頂いた先生方からのご質問は様々な分野の視点からのもので、めったに得ることの出来ない大変貴重なご意見を頂きました。自分の研究を再度深く見つめ直す良いきっかけとなりました。
私の専門は建築構造工学で、いかに安全性の高い建物をつくるかということを研究しています。東日本大震災から2年半が経過しようとしている今、建築に関わる解決しなければならない問題は数えきれません。私たち工学の研究に携わる者が出来ることは何なのかが、真に問われています。そんな状況の中、今回奨学生に採用して頂いたことは、今後研究活動を行う上での大きな励みとなっています。

京都大学工学研究科 建築学専攻 R.Kota

M.Naito 社会と私をつなぐ合成化学

私はブロックを組み立てるのが好きなおとなしい子どもであった。小学生のとき、学校に魅力を感じられなかった私はとうとう学校へ行けなくなり、家族や先生に心配ばかりかけていた。そんなある日、ぼんやり見ていたテレビで活躍する科学者や技術者を見て、純粋に「かっこいい」と思った。気付けば理科に夢中になっていた。家族や先生、友達の支えで学校に通えるようになった。大学では原子をブロックのように自由自在に組み合わせ、これまで世界になかった新しい分子を創造する合成化学の道を選んだ。故郷の同級生たちが立派な社会人になる中、今なお学生の身分で気苦労ばかりかける私を家族は温かい目で見守ってくれる。研究者として未熟な私を先生方は多くの助言で支えてくださる。そして私の研究を認め経済的に支えてくださる帝人奨学会のおかげで、心置きなく研究に励むことができる。社会に支えられここまで来た私は、合成化学の力で社会を支えたいと思う。

大阪大学大学院 基礎工学研究科 物質創成専攻 M.Naito

S.Honya 研究に対する姿勢を高く評価してくれた帝人奨学会

私は今の自分の研究を通して、燃焼における数値計算技術を向上させることが出来ると考えています。数値計算をより高精度で行うことは高効率な燃焼器の開発に直結しています。その一方で私の研究手法は膨大な量の英語の論文を読み、計算コードをゼロから作成しているので、かなり時間をとられてしまいます。学群生のころはアルバイトもしていましたが、修士課程では研究に打ち込むために帝人奨学会への応募を致しました。
帝人奨学会は研究に対する姿勢を高く評価してくださると聞いていましたが、そのことは選考を進めるにあたり身に染みて感じました。また、金銭面の援助だけではなく選考委員の方々の前で研究紹介する最終面接は自分の研究に対する姿勢について見つめなおすことができました。これからも他大学や異分野の学生・先生方との懸け橋になることを期待しています。

筑波大学 システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻 S.Honya

2014年度 奨学生

博士からのメッセージ 修士からのメッセージ

博士からのメッセージ

N.Kosibaty 新領域を開拓し、より高度な医療技術の発展のために

私は大学院進学時に帝人奨学会の存在を知りました。奨学生として採用されたことでより研究活動に集中して取り組むことができたのはもちろん、選考では学外の方々に向けた研究発表を行うという貴重な経験もできました。研究室配属時より行っている「新規単球細胞の分化機構の解明」では研究成果を論文にまとめ、さらに国際学会での発表を通じて様々な方から良い評価を頂きました。全ては帝人奨学会の後ろ盾があってのものだと感じております。
医工連携が必要だと言われている現代、私はこの2つの間を繋ぐ架け橋となる分野をさらに開拓し、現在の医療技術の発展に貢献できるよう努めていきたいと思っております。
帝人奨学会は研究に対して情熱的な人を支えてくれる場です。博士課程進学を検討している皆さん、自分が心から取り組みたいと思う研究があるのなら、博士課程へ進学してその分野を深く探求してみませんか。

大阪大学大学院 医学系研究科 医学専攻 F.Yamane

H. Yong 新再生エネルギーの研究を続け、教育者になりたい

最初に志望したきっかけは学校から帝人奨学金があることを聞いて応募し、このような機会を与えた財団に本当に有難いと思っています。今私が研究していることはCIGS系太陽電池で起こる光キャリアのダイナミクスを理解することです。これを通して太陽電池で起こる光キャリアの再結合などを理解し、太陽電池の変換効率を上げるための指針を明らかにすることを期待しています。また将来には新再生エネルギーの研究を続け、教育者になりたいと思っています。未来の帝人奨学生を希望する皆様にはこのような奨学制度があることを知らせたいし、ぜひこの機会を活かせることが出来たらいいと思います。

東京大学大学院 工学系研究科 電気系工学専攻 H. Yong

I.Inoue 不可能だったことを可能にさせる「研究者」という夢

学生時代に1ヶ月ほどオーストラリアへ留学した際、広大な大地を目の当たりにしながら、ふと「人はなぜ生きているのか?」と考えてしまいました。極論を言うと、生物学的には子孫を残すことだけが、人では生きる理由では無いだろうと感じたのです。自分がなぜ生きているのか考える中で、他の生物に無い人がもつ能力を考え、人はある意味では自然に従わずに進化を遂げていると感じました。私が中学の時にやっとカメラ付きの携帯電話が登場しましたが、現在ではスマートフォンです。そんな人類の進歩は、これまでの歴史を振り返ってもよく分かります。ならば、「人は進歩するために生きている」のだろうという考えに至りました。自分も死ぬまでに、それまで不可能だったことを可能にさせたいと思い、「研究者」という夢を持ちました。
研究しているとアルバイトもできないため、帝人奨学会から奨学金を受け取れることは、とてもありがたいことだと感じています。研究の情熱をきちんと評価していただき、その研究に対する帝人奨学会の対応は、我々にとっても今後の研究生活を続けるためのモチベーションともなります。帝人奨学会からの支援を受けならが、人類をさらに進歩させるための研究に今後も邁進していきたいと思います。

九州大学大学院 医学系学府 医学専攻 I.Inoue

N.Horiguchi 面接は学会と思って挑もう

私の研究分野は原子力工学における熱流体に関するもので、化学工学のイメージがあった「帝人」久村奨学金(実際はそんなことありませんでしたが)に合格するには、高いハードルがあるように思え、試験の面接は非常に緊張して臨みました。
この緊張の克服として、私は試験の面接を、ある種の学会だと捉えるようにしました。面接官をしてくださるのは大学の教授や名誉教授の方々であり、プレゼン時の場の雰囲気、質問の内容等から、私の場合、まさに学会ではないかと感じました。試験と聞くと身構えてしまいがちかもしれませんが、経験のある学会と同じであり、研究に対する意見やアドバイスをもらえる、しかも高名な先生ばかりで、そんな方々に自分の研究を知ってもらえる、というのは、なかなかメリットがある機会とも考えられます。もし、緊張しすぎたり尻込みしたりしてしまったら、別の視点で捉えてみると上手くいくかもしれません。

筑波大学大学院 システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻 N.Horiguchi

N.Yoshikawa 夢は誰が見てもおもしろい研究

帝人久村奨学生に応募した理由は、ほとんどのみなさんがそうだと思いますが、博士進学後に経済面の不安を少なくし、研究に打ち込むためです。私は光と主に半導体の相互作用を探る実験の研究を行っています。将来は誰が見てもおもしろいような研究をするのが夢です。
帝人奨学金の選考面接は、普段の学会発表と比べて聞き手の専門分野が自分と異なることがほとんどですから、より一般的な視点で興味を持っていただけるようにスライドやお話を考えるとてもいい機会でした。限られた発表時間の中で、自分の研究のおもしろさや研究に対する熱意を伝えるにはどうしたらいいかと、時間をかけて考えました。面接の本番は、緊張感のある雰囲気に圧倒されましたが、多くの先生方に自分の話を聞いていただき、またたくさんの疑問を提示していただき、とても光栄に思いましたし、刺激になりました。
その結果採用していただいたのですから、自分の研究内容に自信を持ってこれから頑張ろうという気持ちになることができました。これから応募される方にとっても、面接を含めた選考過程はいい機会になると信じています。

京都大学大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 N.Yoshikawa

R. Yamada 夢は生物と有機化学両面の知識を持つ、幅広い視点を持つ研究者

私は修士学生時に帝人奨学生として採用された経験のある指導教官の勧めにより帝人奨学金へ応募しました。博士課程においても選考を経て引き続き奨学生として採用していただいています。研究発表により行われる選考は、プレゼンテーション能力を磨く良い機会であるとともに、研究者の卵である私達にとって自信をつけることができる場でもあります。実際に私は選考を突破したことで大きな自信を得ることができました。また自分とは異分野の先生方からの質問は示唆的であり、研究だけに没頭していては気づかなかった新たな視点を得ることが出来たと感じています。 私の研究は、化学的手法を用いて生理活性天然物の結合タンパク質を効率的に探索・同定する方法を開発し、実際の探索へ応用するケミカルバイオロジー分野です。夢は生物と有機化学両面の知識を持ち合わせ、幅広い視点を持つ研究者になることです。

東京農工大学大学院 工学府 生命工学専攻 R. Yamada

Y.Akimoto 懸命に取り組んできた「研究」と将来の「夢」を評価して頂いた

私は、近年注目されている燃料電池の信頼性向上のための研究を行っています。本研究は、既往研究では困難だった、実際にシステムに搭載される燃料電池の内部状況を非破壊、非接触かつ稼働中に診断することが可能となります。博士課程では、開発中の技術、評価方法の確立を目指しています。
奨学金に応募したきっかけは、経済的負担を減らすため、そして帝人奨学金が成績・研究に対する熱意や取り組み内容を重視していただける、ということで応募しました。私の研究は材料や化成品などが主力事業である帝人とあまり関連しませんが、懸命に取り組んできた「研究」と将来の「夢」を評価して頂いたのだと感じております。
そのため、後輩の皆さんも面接時間は短く、面接官の先生方の迫力に圧倒されますが、自信を持って大いに語ってください。熱意が伝われば、きっと帝人奨学会は応援してくれるはずです。

筑波大学大学院 システム情報工学研究科 リスク工学専攻 Y.Akimoto

Y.Nakamura 選考は研究の意義や学問の位置づけを見つめ直すよい機会となった

私は鉱物学を専攻しており、結晶構造の対称性について研究をしています。結晶の対称性を決定する“何か”を解明するのが目標です。
私の家庭は母子家庭ですので経済的な理由から帝人奨学会に応募いたしました。奨学会のご支援の下、安心して学問に打ち込めることに感謝しております。選考時に地学系からの応募は私が初めてだとお聞きし、なかなか馴染みのない鉱物学的な内容をどのように伝えればよいかと悩みました。また2回にわたる面接では普段と異なる視点からのご指摘を受け、鉱物学とは異なる考え方や多様な知見を得ることができました。これらの経験は自分が本当に知りたいことを明確にし、研究の意義や学問としての位置づけを見つめ直すよい機会となっています。
これから帝人奨学会に応募される方は是非、ご自分のやりたい事や知りたいことを大切にして選考に臨んでください。それこそが研究に対する熱意ではないでしょうか。陰ながら応援しております。

東北大学大学院 理学研究科 地学専攻 Y.Nakamura

Y.Miwa ノーベル賞に値する世界の文化に影響を与える科学技術を生み出したい

私は石油の高騰や原発事故などから生じる将来の電力・エネルギー供給に対する不安からエネルギー開発の研究に興味を持ちました。次世代の電力供給源の1つとして期待されている核融合炉実現を目標にしたプラズマ乱流の実験・理論研究をしています。研究の最先端を行くため世界単位で情報を得る事や議論することが望ましいのですが、学生の身分であるため経済面での障害がでることが多いです。この度、帝人久村奨学金を頂くことで研究に従事できることを深く感謝致します。
将来はノーベル賞に値するような、また世界の文化に影響を与えるような科学技術を生み出せればと考えています。帝人久村奨学金は理工学系分野の学生研究を支援してくれる数少ない奨学金です。選考会は自身の研究の見直しや再検討にも役に立つので積極的に参加することをお勧めします。志を共にするものとして応援しております。

九州大学大学院 総合理工学府 先端エネルギー理工学専攻 Y.Miwa

修士からのメッセージ

A.Kawamura 面接官からの意見は研究内容を見つめ直す良いきっかけ

私は人の役に立つ研究を行いたいと思っていました。現在は神経発達障害の原因遺伝子に着目して、病態を解明するために日々研究に取り組んでいます。私が帝人奨学会に応募した理由は、金銭面で心配することなく研究に専念するためでした。面接の際には多くの先生方からの質疑応答を通じて多くの意見を頂き、研究内容を見つめ直す良いきっかけとなりました。また自分の研究を評価してくださり、今後の励みになると思います。帝人奨学会から与えていただいた環境を生かしてより一層努力していきたいです。

九州大学大学院 医学系学府 医科学専攻 A.Kawamura

H.Sato 自分の手で開発した反応が世界中で使われ、社会に貢献したい

帝人奨学会へ応募したきっかけは、かつては帝人奨学会の奨学生であった指導教員の先生からお話を受けたことです。応募にあたり幾度も研究概要書を書き直し、目指す研究者像を改めて思い描く事で、自身の目標・理想像・そのためにすべき事を明確に再確認することが出来ました。また最終選考においては先生方からの熱心なご指導を賜り、より一層研究への熱意が増す大変良い機会となりました。
私は現在有機合成化学分野を専攻しており、生物活性物質に多く含まれる骨格を短工程で合成するための、不斉合成反応の開発研究を行っています。今まで不可能であった反応を自分の手で少しずつ可能としていくことに日々喜びとやり甲斐を感じ、研究生活に没頭しています。いつか自分の手で開発した反応が世界中で使われる事によって、深い面より社会に貢献できたら幸せです。

早稲田大学大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 H.Sato

J.Sawada 合格が研究者としての自信につながった

私はロタキサンと呼ばれる超分子を主に研究している化学系の修士過程の学生です。本奨学金を知ったきっかけは先生からの紹介でした。多くの奨学金が経済支援を目的としているなか、本奨学金は両親の収入等ではなく、本人の意思や実力のみを審査基準とすると明確にしているものでした。また、卒業後の進路も縛りがないものでしたので、将来の人生設計が定まっていない自分にとっては非常にありがたいものでした。
最終面接は著名な先生が多く参加され、それまでに学会等で自分の研究内容を発表したことは数回ありましたが、一番緊張しました。しかし、とてもいい経験になったと思います。
今回私は運良く奨学生として採用されましたが、応募から審査を経ていくにつれて成長をし、また合格したことは研究者としての自信につながったと考えています。みなさんも是非、チャレンジして自分の実力を試してみてください。

東京工業大学大学院 理工学研究科 有機・高分子物質専攻 J.Sawada

K. Tomota 小さい頃から憧れていた化学者になる

私は大学院の修士課程にて、有機材料化学を専門的に学んでおり、現在は分子の持つ機能を熱や光に対して潜在化するような材料の開発を行なっています。小さい頃から化学者に憧れ、なにか新しいものを生み出したいと考えていた私にとって、現在の研究は非常にやりがいを感じるものであります。そのため研究に専念したいという気持ちも強く、それを理由に帝人奨学会への応募を決めました。
奨学会の選考、特に三次面接では様々な分野の選考委員会の方を前に、自分の研究の発表をするという貴重な経験が出来ました。この選考過程で得られたのは、「研究への新たな視点」や「大きな自信」などであり、自分にとって非常にプラスにはたらくものが多かったと思います。今、夢をもち研究を行なっている後輩の皆様も、自分の研究生活にプラスになる経験をしてみるのはいかがでしょうか。

東京理科大学大学院 理工学研究科 工業化学専攻 K. Tomota

K.Wakiya 「科学者」としての自分を見てもらえる

帝人奨学金に応募するにあたり、最も印象に残ったのは「科学者」としての自分を評価していただける面接内容であることであり、それが選考に臨むモチベーションにもなりました。自分の研究について学外で、しかもプレゼンテーションを使って発表できる機会はなかなか得られない貴重なことです。同じ科学に従事している方々からの質問やアドバイスは、今後の研究活動の糧になることと断言できます。さらに、ただ研究内容について質疑応答するのにとどまらず、研究に対する姿勢や努力など、内面に関しても評価していただけるのは普通の学会等ではないことです。私は奨学生として認められるその過程で多くのことを学び、成長することができました。後輩の皆様にも、奮って「科学者」としての自分をアピールしてみてはいかがでしょうか。

九州大学大学院 工学府 物質創造工学専攻 K.Wakiya

M.Abe 研究への熱意を重視しているめずらしい奨学金制度

修士課程に進学する際に自立した生活を送りたいと考え、帝人久村奨学生に応募いたしました。貴奨学会は研究に対する熱意を重視しているめずらしい奨学金制度で、自分の研究を他の人に評価してもらえる貴重な機会だと考え選考に臨みました。選考は自分の研究を異なる専門の方々に発表するというもので、多くのアドバイスをいただき新たな視点を得られた有意義なものとなりました。貴奨学生となれたことを誇りに思い、日々の研究に取り組んでいきたいと考えています。これから応募する皆さんにもぜひ自分の研究を深めるためにチャレンジしていただきたいと思います。

大阪大学大学院 生命機能研究科 生命機能専攻 M.Abe

S.Notsu 夢の実現に向け新たな視点を得る事が出来る

僕は現在大学院の修士課程に所属し、「太陽型星のスーパーフレア」と「原始惑星系円盤での化学反応とH2Oスノーライン」という2つのテーマで研究を進めています。その上で将来的な目標としては、「地球の様な惑星の誕生過程や現在までの環境の変化」や、「生命の起源と進化」という壮大なテーマに迫りたいと考えています。
そんな中、帝人奨学会の存在を知り、経済的な心配をせず研究に専念できる点と、熱意や研究内容を重視するという選考基準に惹かれ、応募を致しました。選考過程での面接では研究内容への質問の他、目標に向かって今後どの様な道筋で研究していくか、その中で自分の強みやこれまでの経験をどう生かすかなどの質問も頂きました。その結果自分の研究内容について深く見つめ直す事ができ、非常に良い経験になったと感じています。
後輩の皆さんも、ぜひ挑戦してみる事をお勧めします。夢の実現に向け新たな視点を得る事が出来ると思います。

京都大学大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 S.Notsu

Y.Jang 日本のロボットアニメーションからロボットへの夢を抱き、日本に留学

私は韓国からの留学生でありまして、子供の頃から日本のロボットアニメーションを見てロボットへの夢を抱き始め、ロボットの研究をするために日本に来ています。現在研究している分野はバイオメカニクスという分野で生物の運動原理を力学的に解析するものあり、人に外乱を与えて、どのようなときにステッピングが発生して姿勢維持をすることができるかを判明する研究を行っております。将来にはこのような研究を基盤として、人間のように安定的に二足歩行ができるロボットを開発するのが私の目標です。

慶應義塾大学大学院 理工学研究科 開放環境科学専攻 Y.Jang

Y.Ohya 研究の熱意を買ってくれる奨学会

研究に対する姿勢を高く評価すると聞き帝人奨学会に応募を決めました。
実際に2次、3次選考を進めるにあたり、様々な分野の先生方からのするどい質疑は自身の研究を見つめなおす良いきっかけとなりました。
研究を進める上で、対外的に成果を発表する能力と議論する機会は大変重要です。
ゆえに帝人奨学会の金銭的援助は国際会議といった研究活動を心置きなく励む支えにもなっています。修士課程では研究に専念したいと考える熱意を評価してくださったことに深く感謝すると同時に、これからも研究成果を社会貢献に活かせるよう邁進していきます。

東京理科大学大学院 理工学研究科 経営工学専攻 Y.Ohya

Y.Yokota 研究に対する熱意が採用基準

私の研究はゼブラフィシュを用いて組織再生です。再生原理を調べるため蛍光タンパク質を導入し遺伝子レベルでの解析を行っています。
修士課程では研究に集中して取り組むため、奨学金を探していたところ帝人久村奨学金を見つけました。この奨学金に魅力を感じたのは研究に対する熱意が採用基準であることです。選考過程では研究内容のプレゼンテーションをします。各分野で著名な先生方に話を聞いてもらい、鋭い指摘やアドバイスを頂けたので、今後の研究に対してモチベーションがより一層上がった大変貴重な機会でした。この帝人奨学会が私の研究を評価して頂いたことに感謝しています。このすばらしい環境を精一杯活かし今後のサイエンスの発展に寄与したいです。

東京工業大学大学院 生命理工学研究科 生命情報専攻 Y.Yokota

2015年度 奨学生

博士からのメッセージ 修士からのメッセージ

博士からのメッセージ

H. Lin エンジニアになることを夢見て研究に取り組む

私は今超音波コンピュータ断層撮影法のファストアルゴリズムを開発するというテーマを中心に研究しています。近年ではGPU並列計算性能が大幅に高まることに恵まれ、解像度・実時間処理・安全性に優れた超音波乳がん診断装置は次世代画像検査手段として期待されています。
帝人奨学会のおかげで、エンジニアになることを夢見て研究に取り組むことができ、誠に有難く存じます。奨学金選考に合格したが、最終面接で面接官からいただいた質問により本研究の基本知識を重視し、更に勉強しなければならないと感じました。
未来の奨学金希望の皆さんに申し上げたいのは、ぜひ奨学金選考の書類審査と最終面接をきっかけとして、自分の研究計画と将来の目標を深く見つめなおして活かした方がいいと存じます。

東京大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻 H. Lin

K.Uematsu 面接は研究へのアドバイスをいただいた有意義な時間

博士課程へ進学するにあたり、経済面での負担を減らし、研究に集中するために奨学金を受けることのできる団体を探していました。その中で帝人久村奨学会を知りました。研究への熱意や取り組み内容を評価してもらえる点に惹かれ応募を決めました。
現在、らせん分子の合成とその応用に向けての研究を行っています。面接ではこの内容で発表を行い、様々な意見をもらうことができました。面接だったにもかかわらず、研究に関するアドバイスをもらうことができたことは驚きでした。緊張はしていましたが、自分にとってとても有意義な時間だったと思います。
奨学生として認められたことは、研究への熱意を評価してもらえたと思い、大変感謝しています。これから応募される方には、自分の研究を再度見直してみるといいと思います。自分が何を目標として頑張るかということが明確になるので、研究への熱意を言葉にしやすいと思います。

東京農工大学大学院 工学府 応用化学専攻 K.Uematsu

M.Noguchi 選考は研究への理解やモチベーションを高める機会

私は、電圧で磁性をON/OFFすることができる磁気デバイスの試作およびその応答に関する研究を進めています。最終的には、磁気デバイスの仕組みを応用して、電圧のみで、薄膜素材の物性をチューニングでき、さらに同時に測定を行うようなシステムを実現したいと考えています。
私は、博士後期課程進学を希望していたものの、学費などの金銭的な不安を抱えていました。今回、奨学生として採用していただけて、金銭的な不安なしに研究に専念できることに、とても喜びを感じています。また、2度の面接において、面接官の皆様に研究内容を発表させていただいたこと、多くの質問をいただけたことは、私にとって貴重な経験であり、研究を続けていく上での大きな自信になりました。
これから帝人久村奨学金への応募をする皆さんにとっても、選考は自身の研究に対する理解やモチベーションを高めるいい機会だと思います。ぜひ挑戦してみてください。

大阪大学大学院 理学研究科化学専攻 M.Noguchi

S.Taniwaki 熱意を最大限伝える事ができ、それを評価して頂ける場

帝人奨学会の奨学金を応募しようと考えたのは、研究に対する熱意と内容を評価して頂けるからです。
私の研究内容は、太陽電池の電界効果パッシベーションの基礎原理に関する研究です。太陽電池市場の拡大から太陽電池の研究はプロセス応用が重視されてしまいます。そのため、基礎原理には時間を費やす事ができず、研究の数も少ないのが現状です。しかし、私は研究の重要性や内容、結果に関して自信がありました。帝人奨学会では異分野の権威ある先生方から客観的立場よりご質問を頂けることを知り、私の研究内容と研究に対する熱意を評価して頂きたいと思い応募しました。書類審査、一次面接とステップが進むごとに、自分の研究が認められているのだと感じ、自信へと繋がっていきました。最終面接では普段と違った視点からの質問を数多く頂くことができました。
研究の重要性を理解し、研究への熱意を持っていれば、きっと帝人奨学会は答えてくれます。

兵庫県立大学大学院 工学研究科電気系工学専攻 ナノ・マイクロ構造科学研究センター S.Taniwaki

T.Yasuno 研究の面白さや課題克服の感動を一人でも多くの先生方に伝えた

私はフラーレン医薬品の創成研究を行っています。フラーレンは1985年に発見されて以降、未だ医薬品に応用された例はありません。医薬品の研究は基礎研究に始まり様々な研究行程を踏むため、とても時間がかかるものです。しかしフラーレンに関する研究は「知名度の低さ」によって遅れているのではないかと常々感じていました。その様な折に研究に対する取り組みや熱意を評価して頂けるという帝人久村奨学金のことを知り、挑戦を決意しました。
最終選考で発表をしている時は、私の研究の面白さや課題を克服した時の感動を一人でも多くの先生方に伝えたいという一心でした。帝人奨学会の選考委員の先生方はこちらの熱意に全力で応えてくださいます。中には厳しい質問もあると思いますが、とても貴重な経験になることは間違いありません。
これから応募をされる方には、今まで携わってきた研究に対する自信と熱意をもって選考に望んでほしいと思います。

慶應義塾大学大学院 薬学研究科 薬科学専攻 T.Yasuno

Y. Yang 研究が十分に吟味され、非常に有益な評価をもらえる

私は現在、ミューオン電子転換実験(COMET実験)のための超伝導磁石の研究で高エネルギー研究機構に常駐しています。ミューオン電子転換というのはミューオンが電子を直接崩壊し、荷電レプトンフレバーを破れる現象です。この崩壊は様々の物理理論によって分岐比が違うため、現在確立された素粒子の標準模型を超える物理を見つけられる可能性があります。しかし、このような珍しい崩壊を探すために世界一の多数のミューオンが必要です。超伝導磁石を用いて世界最大強度のミューオンビームラインを作るのが私の研究です。
COMET計画に参加して以来、国内のみならず、海外の研究者とともに共同研究を行うことによって、多くの知識や経験を身につけることができました。帝人奨学金は他の奨学金と違って、経済的困窮度より、研究に対する熱意や取り組み内容を重視しています。また、応募者の研究内容については、特に十分に吟味されるため、非常に有益な評価を頂けます。熱情を持って研究を行う学生にとって、帝人奨学金は最適だと思います。

九州大学大学院 工学府 エネルギー量子工学専攻 / 高エネルギー加速器研究機構 共通基盤研究施設 超伝導低温工学センター Y. Yang

修士からのメッセージ

F.Tabata 面接は多くの先生の意見を伺い、楽しむことができた

私は、主にイネなどの農作物に感染する糸状菌(カビ)を研究対象とし、新たな農薬開発のための研究を行っています。選考にあたり、専門の違う面接官の方々に分かりやすく伝えるため、研究背景を一から考える良い機会となりました。最終面接では様々な専門分野の先生方に、意表を突かれるような質問を受けました。今後の実験方針についてもアドバイスを頂き、今後経験することのできない貴重な体験だったと思います。短い時間でしたが、多くの先生方が私の発表に注目してくださっているということだけでとても嬉しく、楽しむことができました。そして、今後さらに研究をしたいという意欲にも繋がりました。
これから応募を考えている皆さん、ぜひ自分の研究に対する熱い思いをぶつけてください。2回の面接があり遠方の方は大変かと思いますが、研究者として成長することのできる良い機会です。ぜひ頑張ってください。

東北大学大学院 農学研究科 生物産業創成科学専攻 F.Tabata

K. Maeda 研究者を育成して下さる奨学金制度

私は生体高分子である「糖鎖」の生物学的機能の解明に関する研究に従事しています。近年、糖鎖が生体内の様々な代謝制御に関与していることや、糖鎖異常が糖尿病などの原因になることが明らかになってきましたが、その生物学的機能の殆どは不明です。私はこの謎多き糖鎖がコードする生物情報を解読するため、研究者を目指しています。
大学院ではアルバイトをせず研究に集中すると決めていましたが、研究者としての自己研鑽のための費用を捻出する必要がありました。そこで、帝人久村奨学金のご支援を頂きたく、挑戦することになりました。審査では著名な先生方の前で発表し、しかも、鋭いご質問に応える必要があるため、自分の研究の成り立ちやデータの意義をしっかり見直す機会となりました。先生方から今後の指針となるような、考えさせられる質問を沢山頂き、大変有り難かったです。後輩の皆様もこの素晴らしい奨学金制度に挑戦されることをお薦め致します。

熊本大学大学院 保健学教育部 保健学専攻 K. Maeda

M.Furukawa 研究内容を深く見つめ直す良い機会

私は大学院進学に際して経済的な不安を解消し、より研究に専念するために帝人久村奨学生に応募致しました。選考のために行われた面接では、4回生後期より行ってきた卒業研究に関する発表を行いました。その面接において先生方から鋭い質問やアドバイスをいただき、研究内容を深く見つめ直すことができました。自分の研究発表の場としても非常に良い機会になると思うので、応募を考えられている皆さんは是非チャレンジしてみてください。

京都大学大学院 理学研究科 物理学・宇宙物理学専攻 M.Furukawa

M.Natsume 新たな創薬につながる発見をしていきたい

帝人奨学会での選考は、研究発表とその質疑応答で成り立っています。そのため、自分の研究内容を他の大学の先生方へアピールできるまたとない機会だと思いながら臨むことで、緊張しながらも楽しむことができました。先生方からの多くの質問を通して、自分の研究分野に興味を持っていただけたと確信できたたけでなく、自分では気づかなかった視点に気づくことができました。今回の選考での発表は、研究に対するモチベーションの向上につながる、良いきっかけになったと感じています。
私は現在、多くの薬物の標的分子であるGタンパク質共役型受容体 (GPCR) を対象とした研究を行っています。帝人奨学会に与えて頂いた研究に専念できる環境に感謝しながら、GPCRを標的とした新たな創薬につながる発見をしていきます。

東京大学大学院 薬学系研究科 薬科学専攻 M.Natsume

S.Hashino 研究成果が社会に貢献できるように精進していきたい

帝人奨学会へ応募したきっかけは、指導教員の先生からお話を受け、自身でも金銭面への不安なく研究に打ち込みたいと思ったことが理由となりました。貴奨学会の選考過程において、書類による一次選考、面接による二次・最終選考の三回の選考を通じて、自身の研究を見つめ直すことや、学外の方へ自身の研究のプレゼンテーションをするという非常に貴重な機会をいただきました。特に最終選考においては、各分野で著名な先生方から鋭いご指摘や、貴重なアドバイスをいただけたことは、研究室に戻ってからのモチベーションとなりました。
私は「ヒトの皮膚バリア形成に不可欠な成分の合成に関与する未解明酵素の探索」について研究を行っています。現在はその探索プローブの合成を行っており、試行錯誤の毎日ですが、貴奨学生となれたことに深く感謝し、いつか研究成果が社会に貢献できるように精進していきたいです。

北海道大学大学院 生命科学院 生命科学専攻 S.Hashino

T. Matsumoto 現役の研究者らに評価される貴重な場

私が帝人奨学金について特に惹かれた部分は、学問への熱意を評価されるという部分、現役の研究者らに評価されるという部分でした。いかにうまく伝えるか、分かってもらえるかという点は、非常に苦心しました。さらに、プレゼンテーションにあたって自らの研究の社会的な意義といった、普段あまり意識しないところを改めて見つめ直せたことは、非常によい機会だったと言えます。これらの準備は、結果がどうであれ決して無駄にはならないと思っています。
私の専門は触媒化学です。とくに光触媒を用いた世界初の有機合成反応系の開発を行っています。
応募される方は、さまざまな分野の方が居られると思いますが、自分の研究を専門内・外の方を問わず客観的に評価して頂けるよい機会ですので、是非がんばってください。

京都大学大学院 人間・環境学研究科 相関環境学専攻 T. Matsumoto

T.Takahashi 選考会は現時点での自分の実力を知る良い機会

帝人久村奨学会は、経済的困窮度よりも、成績・研究に対する熱意や取り組み内容を評価してくれます。名立たる教授陣による厳しい選考を乗り越えることは、自分の研究に対する新たな考え方を得ることや、今後の研究に対するモチベーションの上昇に繋がります。正直、私は自身の研究内容と成果には自信があり、評価されて当然だと考えていました。しかしながら、最終選考では、「実際に今後の実験で結果が出なかったときにどうするか」という質問や「一細胞レベルでの解析は可能か」等の厳しい質問があり、多角的な考え方や様々な質問に対する臨機応変な対応力が必要であることを感じさせられました。選考会後に行われた学会においては、選考会での経験を活かし、若手研究者優秀発表賞を頂くことができました。今後は国内のみならず、世界で輝ける人材を目指して頑張ります。

岡山大学大学院 自然科学研究科 生物科学専攻 T.Takahashi

T.Takeya 高校のときからの夢の実現のために

私は炭素循環の一端を担う微生物がもつ、ユニークな代謝機能の解明とその利用に取り組んでいます。自然界に存在する多種多様な微生物の研究を通して、エネルギーや資源といった現代社会の問題の解決にアプローチしたいというのは高校生のときからの夢でした。しかし、実際に研究室に身を置いて研究をしてみると、この世界に飛び込んだばかりの自分がいかに無力であるかを思い知らされるのでした。博士後期課程まで進んでもっと研究がしたいと思っていたとき、帝人久村奨学生への応募を薦められました。
選考で自分の研究への取り組み方を伝えるというのは自分が厳しく試されるということであり、かなりの重圧でした。それだけに採用が決まったときの嬉しさはひとしおでした。
これから応募しようとする方もやはり重圧に感じられるかもしれませんが、自分の研究をしっかりと見つめなおし、頭の底から言葉を引っ張り出して伝えればきっと道は開けるはずです。

京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 T.Takeya

W.Jiang 研究者としては、挑戦する人生の方が楽しい

私は中国からの留学生です。中国語では、「井底之蛙」という成句があり、井の中の蛙は外の世界を知らない意味です。中国では「当たり前」のことでも、外の世界では違うもしれない、そういった気持ちを抱き、日本へ留学しました。
研究とは、新しい技術を生み出すだけではなく、従来の観念を破ることも大切だと考えます。つまり、今まで想像出来なかったようなことを後々の「当たり前」とすることです。研究者として、将来の「当たり前」を作り上げることに挑戦することで、人類の進歩に貢献することが出来ると思います。
帝人久村奨学金は、そのような人類の進歩のため、将来有望な研究者を助成するためのものであると考えます。よって、私は人類の進歩を実現するためにも、この度、帝人久村奨学金へ応募しました。厳正な審査の結果、この支援を受ける事ができ、今後ももっと自信を持って挑戦を続けていきたいと思います。

北陸先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 情報科学専攻 W.Jiang

Y.Gao 研究にはやる気が大切

去年の九月から日本へ来てから、プリンテッドエレクトロニクス技術に関する研究をしています。そのため、ウェアラブルデバイスや電子ペーパー、フレキシブルディスプレイなどの次世代電子デバイスを深く理解しております。そして、「何かを作りたい」という気持ちが湧きました。
帝人奨学金の面接は学会発表と類似する部分があります。例えば、自分の研究内容を発表し、先生から質問とコメントを頂く点です。研究者にとって凄くいい経験です。もしやる気があれば、是非一度応募してみませんか?

大阪大学大学院 工学研究科 知能・機能創成工学専攻 Y.Gao

2016年度 奨学生

博士からのメッセージ 修士からのメッセージ 過去メッセージ

博士からのメッセージ

A.Nita 「研究熱を評価する奨学会」

帝人奨学会は研究に対する情熱を評価して下さいます。特に私の印象に残っていることは、最終選考で多くの選考委員の方々から質問して頂けたことです。
それも研究の核心を突くような内容のものが多く、私の研究に対して興味を持って頂けたのではないかと自信にも繋がりました。
研究していると閉鎖的になりがちで、研究室外の方の意見や考え方に触れる機会は少なく、ましてや他分野の方から意見を頂く機会はほぼ皆無です。
多様な考え方に触れ、吸収できる素晴らしい経験となることは間違いありません。本気で研究をして、自分の研究が一番面白いと確信している方は、是非帝人奨学会に応募してその研究熱を表現してほしいと思います。

九州大学 医学系学府研究科 医学専攻 A. Nita

C. Omori 「自分の研究の意義を自信を持って伝えることが重要」

私は現在、アルツハイマー病の新たな診断方法の確立を目的に研究を行っています。アルツハイマー病は記憶障害を主な症状とする認知症の一種であり、治療には早期発見が重要です。
そのため私は、施設を選ばず、安価に、しかし正確にアルツハイマー病を診断できるような血液測定法を開発しています。
私はこの研究を達成するために博士課程進学を選びましたが、学費などの経済的な面で不安を抱えていたため、先生から薦めて頂いた帝人久村奨学会へ応募しました。2度に渡る面接では、権威ある先生方から非常に貴重なご意見を多く頂けました。面接官の方々は研究内容を深く読み込んで下さっているので、面接では厳しい質問もされますが、自分の研究の意義を自信を持って伝えることが重要だと感じました。
これから応募考えている方は、研究者としての成長に繋がる非常に良い機会ですので、ぜひ挑戦してみてください。

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端生命科学専攻 C. Omori

D.Ahn 「研究に強い信念を持っていればいい結果につながる」

私は低消費電力デバイスを実現するために低電圧で動作するトランジスタを研究しています。
トランジスタの電源電圧が低減されると低電力でたくさんの情報を処理することができるようになり、エネルギー効率が改善されます。2025年には日本の総国内消費電力の1/4が電子デバイスによって消費されるという報告もあります。このため、低電圧で動作するトランジスタは省エネルギー化にも非常に役に立つと期待されています。
私は帝人久材奨学金の面接を準備する間、上記の研究内容について真剣に考え直して見ました。その結果、私の研究テーマは非常に価値があることを感じるようになり、研究に対するモチベーションが高まりました。面接でも私の研究テーマに自信を持って発表することができたと思います。研究に強い信念を持っているといい結果になると思います。帝人久材奨学金に応募している学生さんぜひ 頑張ってください。

東京大学 大学院工学系研究科 電気系工学専攻 D. Ahn

H.Sato 「自分の長所も短所も教えていただける貴重な経験」

私は現在、天然物を効率的に合成するための反応開発および、その反応を用いた天然物の全合成研究を行っています。反応機構の解明を行うことで理学的に、また天然物の迅速な供給を可能とすることで製薬への応用として医薬学への貢献が可能であると考えています。
選考においては、「研究に対する熱意」を重視するとの事で、研究の過程や取り組み、研究計画の意図などを、初心に戻って考え直す良いきっかけとなりました。また様々なアドバイスや感想を頂戴し、自分の長所も短所も教えていただける貴重な経験が得られ、大変感謝しております。
今後奨学生を志望される皆さんには、ご自身の研究を見つめ直し、目標を再確認しながら挑戦していただきたいと存じます。そして、今まで積み重ねてきたことへ自信を持って望めば、熱意はきっと伝わると思います。

早稲田大学大学院 先進理工学研究科 応用化学専攻 H. Sato

H.Tanaka 「自らの研究に対し確実にプラスとなる機会」

私は博士後期課程へと進学すると決意した時に、これからの研究生活への期待とともによぎったのはやはり金銭面の不安です。その不安を減らすため、奨学金を探していた時知ったのが帝人奨学会です。
私は毒性ガスの等価体を利用する新規有機化学反応の開発に取り組んでいます。選考時の面接では緊張しましたが、多くの先生方に貴重なご意見をいただくことができ、非常に刺激的な時間でした。そして奨学生として採用していただけたことは、私の大きな自信になりました。
私にとって化学とはおもしろく、楽しいことです。将来はそのような化学を生み出せる研究者になれるよう、精進していこうと考えています。
帝人奨学会への応募は、自らの研究を見つめ直す良い機会です。そしてこの機会が自分にとってプラスになることは間違いありません。これから応募される方には自らの研究への深い理解と強い自信を持って望んで欲しいと思います。

静岡県立大学大学院 薬食生命科学総合学府 薬科学専攻 H. Tanaka

K.Shito 「新たな環境に身を置く人へのチャンス」

研究室配属当時から指導教官・先輩を通して本奨学金制度のことを知り、興味を抱いておりました。博士後期課程への進学にあたり、可能な限り金銭的な不安を減らし、研究活動に専念したいという思いから選考に挑みました。特に最終選考ではこれまでに無い緊張感といくつもの鋭いご意見・ご指摘を頂き、研究への理解を深める良い機会となりました。
多くの人に云える事ですが、学生で研究に専念するためには常に金銭的な問題が頭の片隅にあります。しかし、奨学金という制度を受けることで、金銭的余裕は勿論のこと、同じ思いを持つ同世代の研究者や企業人との交流も同時に得られます。
これは、私に取って非常に有意義なことであり、学外で自らを客観的に認識できる良い機会だと思います。強い意志で研究生活を送りたいという人は是非熱意をもって選考に挑んでみて下さい。新たな環境に身を置く人にとって、更なる経験・価値観を得られるチャンスとなるはずです。

山形大学大学院 理工学研究科 物質化学工学専攻 K. Shito

K.Umeda 「研究も面接も楽しむことが大切」

この度は、栄誉ある貴財団の奨学生に採択いただきましたことを心から御礼申し上げます。優れた研究者になるために自らを磨き鍛えていく所存です。
私は現在、神経細胞の形態制御を司る細胞内シグナル伝達に関する研究をしています。未知な生命現象を自らの手で明らかにできることを楽しみながら、日々、研究に励んでおります。
貴財団の選考は、自身の研究内容への深い専門的理解と情熱、その計画性を見つめ直す良い機会になりました。また、研究活動と同様、面接選考も楽しむことが良い結果を導くのだと感じました。応募される皆様には、面接選考を自分の研究を選考委員の先生方に紹介できる貴重な機会と捉え、ぜひ楽しんでもらえたらと思います。

京都大学大学院 薬学研究科 薬科学専攻 K. Umeda

K.Urushibara 「研究の意義をいかに伝えればよいか熟考」

帝人久村奨学金の研究に対する熱意や取り組み内容を重視していただけるという点に惹かれて応募しました。奨学生として採用していただいたことは、研究を続けていく上で大きな自信となりました。また経済的な心配をすることなく、研究に専念する環境を与えていただき、大変感謝しております。
私は機能性らせん分子の創製に関する研究をしています。らせん構造は生体高分子の鍵構造であり、その構造と機能の関係を解明するために、人工らせん分子の研究が注目されています。
2度の面接では、研究の意義をいかに伝えればよいか熟考し、自身の研究を見つめ直す良い機会となりました。企業の方々や著名な先生方に対しての発表は緊張しましたが、多くの質問をいただくことができ、大変有意義な経験となりました。
これから応募される方も、自分の研究に自信をもって挑戦してください。

お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 理学専攻 K. Urushibara

M.Ma 「Once you decide to do it, do it with your best effort」

I really appreciate Teijin Scholarship Foundation for giving me this Chance, which makes me continue Japan life and give me more confident on my research! It is so honored to be selected as a scholarship student.
Schizophrenia and major depressive disorder are the main disease in mental disorder, which with antipsychotic treatment not perfect, still 30% ineffective in patients. So it is urgent to develop new therapy for neuropsychiatric diseases, while focusing on the elucidation of the mental disease. So my research is to demonstrate the different effective in depression disorder, to find new targets for antipsychotic treatment. , Now I am very glad to say that we will go further with the supports from Teijin scholarship.
I would like to encourage everyone to apply for Teijin scholarship, you may enjoy the best interview and get the important experience! To make a choice and do it with your best effort!

千葉大学大学院 医学薬学部 先端医学薬学専攻 M. Ma

M.Yoshioka 「研究の面白さを何とか伝えようという気持ちで」

私は現在、パンコムギに選択的な染色体切断を引き起こす遺伝子について研究を行っています。この遺伝子は40年以上前から知られている一方で、その分子機構はほとんどわかっておらず、遺伝子をクローニングしてその正体に迫りたいと考えています。
選考を受けるにあたっては、研究テーマの重要性に自信はあったものの、産業応用からは遠い基礎的な内容であることを不安に感じていました。しかし、選考官の方々は研究の科学的意義を高く評価してくださいました。また、二度にわたるプレゼンテーション面接は、異分野の方々に自分の研究の大切さを伝える上で、またとない経験になりました。
これから選考を受けようと思う学生は、まずは自分の研究に自信を持ってください。そして、その面白さを何とか伝えようという気持ちで資料を書いてください。その経験は、きっとあなたの研究生活の中に活かされるはずです。

京都大学大学院 農学研究科 応用生物科学専攻 M. Yoshioka

修士からのメッセージ

K.Yoshida 「研究の深化のために」

私は、新規ワクチンプラットフォームを基盤としたマラリアワクチンの開発研究を行っています。マラリアの主な流行地域はアフリカであり、あまり馴染みがないものですが、世界では年間2億人以上が罹患し60万人以上が死亡する恐ろしい感染症です。
しかし、その巧妙な免疫回避機構により未だ有効なワクチンが開発されていないのが現状です。海外での研究留学も経験し、研究内容について十分に理解していたつもりでしたが、採用選考では著名な選考委員の方々の前で研究発表を行うことで貴重なご意見を頂き、もう一度研究を見つめ直し、その重要性を考えることができました。
帝人久村奨学金は、経済面よりも研究に対する取り組みを重視し支援してくださる非常に貴重な奨学金です。今回頂いたチャンスを無駄にすることなく、より一層研究活動に励み、将来は日本のみならず世界で活躍できる人材として医薬の面で社会に広く貢献できるよう邁進したいと思っています。

金沢大学大学院 医薬保健学総合研究科 医科学専攻 K. Yoshida

M.Iwahashi 「選考中は学会準備に通じる実りある時間を過ごすことが出来た」

私が帝人久村奨学生に応募したのは、指導教員の先生から「面白い奨学金がある」と紹介されたのがきっかけでした。他の奨学金が経済状況を重視するのに対し、この奨学金は研究成果や熱意が評価されるという珍しいものです。
選考審査では高名な先生方とディスカッションできるということで、気合いを入れて自分の研究テーマを説明する準備を進めました。その選考準備や実際の選考審査の中で、今まで自分が甘かった部分や新たな疑問が生まれ、学会準備に通じる実りある時間を過ごすことが出来ました。
現在私は応募時と同じ研究テーマを進行させており、帝人久村奨学生の選考審査時に指摘された部分は研究にとても役に立っています。
私は有難いことに今回採用して頂きましたが、たとえ採用に至らなかったとしても非常にたくさんのものを得ることが出来ます。迷っている貴方は是非応募してみてはいかがでしょうか。

東北大学大学院 理学研究科 化学専攻 M. Iwahashi

N. Isogai 「自分の研究を評価していただける貴重な機会」

私は、天然物の作用機構解明に向けて天然物を誘導化し、機能性官能基を導入したプローブを合成、結合タンパク質の探索を行っております。
帝人奨学金に応募したきっかけは、指導教員の先生からお話を頂き、自分の研究を他の方へアピールできるチャンスであると思い応募させて頂きました。帝人奨学金は、今まで行ってきた研究を著名な先生方に発表し、質問していただけるという貴重な機会であると思います。また質問だけではなく、今後の実験におけるアドバイスをいただけて、実験へのモチベーションも上がりました。今後は、奨学生になれたことに感謝し、熱意をもって研究していきたいと思います。
自分の研究を多方面の先生方から評価していただける貴重な機会ですので、後輩の皆さんもぜひ挑戦してみてください。

東京農工大学大学院 生命工学専攻 N. Isogai

R. Iwai 「早めの準備が大切」

私は現在、哺乳類の大脳皮質を構成する細胞が胎児期にたどる複雑な分化プロセスについての研究を行っており、研究に専念するため、家計状況よりも研究内容を重視していただける帝人久村奨学金へ応募しました。
当奨学金の応募申請は、大学院の入学前に行う必要があります。また、当奨学金の1次選考では志願者調書や現在の研究概要を、2次、3次選考ではプレゼンテーション資料をそれぞれ用意することが必要になりますが、これらの資料作成には、大変長い時間がかかりました。応募される方は早めに準備をすることをお勧めいたします。

同志社大学大学院 脳科学研究科 発達加齢脳専攻 R. Iwai

R. Sakata 「研究者を目指す人にとって大きなチャンス」

帝人奨学金は、研究者を目指す人にとっては2重の意味でチャンスであると思います。
まず、第一の点としては、採用されれば経済的な不安が少なくなり研究に打ち込めることです。帝人奨学金では研究の内容や意欲が重視されます。多くの奨学金では主に申請者の経済状況が考慮されますので、研究者を目指す人にとっては非常に有難い奨学制度です。
もう一つの点としては、選考を通して、自分の研究について深く考えることができることです。私の場合は、面接に際して以前に行った発表を1/4の時間に圧縮する必要がありました。自分の研究の中で何が重要なのか、どう説明すれば分かりやすいかを吟味するのは非常に勉強になりました。また、一流の研究者の方々の前で研究内容を発表する最終面接は、単純に得難い発表の機会です。
最後になりましたが、私自身はレーザーを用いた実験物理の分野で研究者を目指しているので、改めて頑張っていきたいです。

京都大学大学院 理学研究科 物理学 宇宙物理学専攻 R. Sakata

S. Okuda 「自分の発表が評価される貴重な機会」

帝人久村奨学金の研究に対する熱意や取り組み内容を重視していただけるという点に惹かれて応募しました。奨学生として採用していただいたことは、研究を続けていく上で大きな自信となりました。また経済的な心配をすることなく、研究に専念する環境を与えていただき、大変感謝しております。
私は機能性らせん分子の創製に関する研究をしています。らせん構造は生体高分子の鍵構造であり、その構造と機能の関係を解明するために、人工らせん分子の研究が注目されています。2度の面接では、研究の意義をいかに伝えればよいか熟考し、自身の研究を見つめ直す良い機会となりました。企業の方々や著名な先生方に対しての発表は緊張しましたが、多くの質問をいただくことができ、大変有意義な経験となりました。
これから応募される方も、自分の研究に自信をもって挑戦してください。

岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 薬科学専攻 S. Okuda

T. Shiraishi 「2つの研究テーマを武器に研究に対する熱意を伝えました」

私は現在、「新規環状オリゴガラクトース誘導体の合成」および「糖水酸基の位置選択的官能基化反応の開発」という2つのテーマで研究を行っています。
帝人久村奨学金は、研究に対する熱意や取り組み内容を重視して下さります。私は当時、研究成果は出ていませんでしたが、研究への熱い思いを武器にチャレンジを決めました。しかしながら私は、学会発表どころかPower Pointでの研究プレゼンすら経験したことがなく、2つの研究内容を限られた時間で発表するために、何度も練習を重ねて選考に挑みました。著名な先生方との最終選考では非常に緊張しましたが、研究背景や合成戦略を見直す貴重な経験となり、自信へと繋がりました。
これからも、世界の未来を切り拓く女性科学者を目指して、日々研究に励んでいきたいと思います。 専門分野の異なる先生方の前で自身の研究の魅力を伝えるチャンスです。「研究が好き」という皆さん、積極的にチャレンジしてみて下さい。

東京理科大学大学院 薬学研究科 薬科学専攻 T. Shiraishi

Y.Kimura 「研究を見つめなおす良い機会」

私は新奇な物性を示す物質の創製を目指し研究を行っています。
選考に向け自分の研究内容をまとめる時に気を付けたのは、いかにして分野外の方に自分の研究の魅力を伝えるかということです。研究内容をまとめる際、自分の理解不足を痛感することもありましたが、真摯に研究内容を見つめなおすことで、より一層理解を深めることができました。
自身の研究を見つめなおす良い機会になると思いますので、応募を迷っている方は、ぜひ応募してみてください。

京都大学大学院 理学研究科 化学専攻 Y. Kimura

Y.Bunno 「選考を通じて得たもの」

帝人奨学会の書類選考と2度の面接試験を経て、私は研究者として大きく成長できたと感じました。
日頃の研究生活においては、自分の研究内容をわかりやすく伝え、アピールする機会はあまりありません。それが大人数の著名な先生方に対して、となればなおさらです。本奨学会の選考は、丁寧で厳粛な審査を行ってくださるだけでなく、専門の先生方からは研究内容への鋭いご指摘を、異分野の先生方からは今まで想像もしなかったご意見を頂いたりなど、大変有意義なものです。選考に向けて資料を作成し、発表練習を行い、それを実際に先生方の前で発表することで得た失敗や成功の数々はこれからの研究生活の大きな糧となります。
貴重な場を与えて下さった帝人奨学会の皆様および選考委員の方々に深く感謝するとともに、帝人奨学生の一員となれたことを誇りに思います。応募を検討している皆様、その経験は絶対に無駄にはなりません。ぜひ挑戦してみてください。

北海道大学大学院 生命科学院 生命科学専攻 生命医薬科学コース Y. Bunno

Y.Noda 「客観的な評価が自信につながった」

私は現在、アルツハイマー病に関連する研究を行っています。選考では自分の研究内容を発表するのですが、人前で自分の研究について発表するのは私にとって初めての経験でした。
専門分野外の先生方に自分の研究の面白さや秘められている可能性について分かりやすく伝えることは、難しさもありましたが勉強になりました。思いもよらぬ視点からの質問を頂き、自分が行っている研究の全体像を見つめ直す良い機会になりました。選考過程を通じて自分の研究に対する客観的な評価を頂き、面白いテーマだと言っていただいたことで自信がつきました。今後の研究活動へのモチベーションが高まりました。
私は大学院進学に向け、経済的な不安をなくし研究に一層打ち込めるように帝人奨学金に応募しました。帝人久村奨学会では研究に対する熱意を評価してもらえます。研究に専念したいと考えている方は是非チャレンジしてみてください。

岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 薬科学専攻 Y. Noda
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