素材情報

スーパー大麦「バーリーマックス®」とは

スーパー大麦「バーリーマックス」は、 オーストラリア連邦科学産業研究機構が開発した非遺伝子組み換え大麦で、一般の大麦に比べて2倍の総食物繊維量と、4倍のレジスタントスターチ※(難消化性でんぷん)を含むスーパーフードです。またレジスタントスターチ以外にも、大麦β-グルカンやフルクタンといった水溶性食物繊維などの成分を含有しています。(図1) ※レジスタントスターチは食物繊維様成分として

スーパー大麦バーリーマックス(レジスタントスターチ 約4wt%、水溶性食物繊維 約10wt%、不溶性食物繊維 約15wt%)、大麦(レジスタントスターチ 約0.5wt%、水溶性食物繊維 約4wt%、不溶性食物繊維 約10wt%)、小麦(レジスタントスターチ 約0.5wt%、水溶性食物繊維 約1.5wt%、不溶性食物繊維 約12wt%)、オーツ麦(レジスタントスターチ 約0.5wt%、水溶性食物繊維 約6.5wt%、不溶性食物繊維 約6wt%)、ライ麦(水溶性食物繊維 約0.5wt%、不溶性食物繊維 約4wt%)
図1 食物繊維の「量」と「質」を兼ね備えたスーパー大麦「バーリーマックス®」

食物繊維が複合構造になっているから「腸の奥」に届く!

スーパー大麦「バーリーマックス」は、不溶性・水溶性の食物繊維からなる細胞壁がレジスタントスターチを包み込むコンプレックス構造となっているため、レジスタントスターチを大腸の奥に届けます。(図2)

胚乳の一部に胚芽があり、ふすまがそれらを覆っています。胚乳を構成しているレジスタントスターチや水溶性食物繊維(β-グルカン)を覆っている細胞壁は、不溶性食物繊維(セルロース、アラビノキシラン)、水溶性食物繊維(β-グルカン)で構成されています。
図2 スーパー大麦 「バーリーマックス®」断面図(イメージ図)

3つの成分が 3段階で「腸の奥」へ届く!

3つの食物繊維などの成分※1(フルクタン、β‐グルカン、レジスタントスターチ※2)が、腸内での発酵速度の違いによって、段階的に腸の入り口から腸内細菌が多く棲む「腸の奥」まで届きます。(図3)

    ※1 3つの成分は分子量が異なっており、フルクタン<大麦β-グルカン<レジスタントスターチの順に分子量が大きくなります。分子量が小さいものほど、腸の入り口に近い腸内細菌に食べられるため、発酵速度が速く、逆に分子量が大きいものほど、エサになるまでに時間がかかるため、発酵速度が遅くなる傾向にあります。
    ※2 レジスタントスターチは食物繊維様成分として

図3 スーパー大麦「バーリーマックス®」が腸の奥まで届く(イメージ図)

 

テイジンが長年培ってきたポリマー解析技術や、ヘルスケア領域におけるエビデンス評価の知見などを活用することにより「食物繊維」という食べるポリマーの世界に挑戦していきます!

スーパー大麦「バーリーマックス」を食品素材として幅広くご提供できるよう研究開発に取り組んでいきます。