受け継がれる「変革」と「挑戦」のDNA

帝人グループの絶えざる「変革」と「挑戦」

帝人グループの歴史は「変革の歴史」ともいえます。創業当時は、今でいう大学発のベンチャー企業として、化学繊維レーヨンの製造技術を日本で初めて確立し、事業化するところからスタートしました。その後、第2次世界大戦をはさんで、事業の主軸をレーヨンからポリエステルに転換し、時代の進展とともに培ってきた科学技術の追究や先端的な研究開発を通じ、さらなる事業の多角化とグローバル化に挑戦し続けてきました。私たちの現在があるのは、創業以来、「世の中を変えてやろう、驚かせてやろう」というチャレンジングなDNAを受け継ぎ、変革と挑戦を繰り返してきたからにほかなりません。

人絹=レーヨンへの“挑戦”/合成繊維メーカーヘの“変革” 新素材への“挑戦”/高機能素材・複合材料メーカーヘの“変革” 異分野=ヘルスケア・IT領域への“挑戦”/多角化経営への“変革” ガバナンス改革への“挑戦”/新たな事業ポートフォリオへの“変革”

人絹=レーヨンへの“挑戦”
合成繊維メーカーヘの“変革”

1918年、日本初のレーヨンメーカーとして発足。日本のレーヨン事業の興隆期をリーディングカンパニーとして歩んだ。

1957年には英国ICI社のポリエステル繊維およびフィルムなどの製造技術導入許可を取得。1958年に生産を開始したポリエステル繊維「テトロン」の高い収益力と積極的な事業展開に支えられ、業容は大きく拡大した。海外の製造拠点を次々と設立し、グローバルな合成繊維メーカーヘと成長していった。

創業の地:米沢工場

技術導入調印式

ポリエステル繊維

新素材への“挑戦”
高機能素材・複合材料メーカーヘの“変革”

「テトロン」がテイジンの主力製品として大きく成長した一方、新事業の開発・事業化にも果敢に取り組んだ。

1960年にはポリカーボネート樹脂、1971年にはポリエステルフィルムの生産を開始。また、アラミド繊維の自社開発を進め、1972年にはメタ系アラミド繊維「コーネックス」、1987年には高強力のパラ系アラミド繊維「テクノーラ」が操業を開始している。

1999年には東邦レーヨン(株)に資本参加し炭素繊維事業を開始。2000年にもパラ系アラミド繊維「トワロン」関連事業を買収し、事業はさらに拡大していった。

アラミド繊維

ポリカーボネート樹脂

炭素繊維

異分野=ヘルスケア・IT領域への“挑戦”
多角化経営への“変革”

合成化学、高分子化学の知識と経験を活かし、1980年には帝人医薬(株)が営業を開始。1982年には在宅酸素療法(HOT)を中心とした医療事業にも進出する。現在、テイジンの大きな収益の柱となっているヘルスケア事業の始まりである。

翌1983年、(株)帝人システムテクノロジーを設立し、今度はIT分野に乗り出す。合併による事業拡大を経て誕生したインフォコム(株)は、2002年に上場を果たしている。

また1952年に創立していた帝人商事(株)も合併を繰り返しながらグローバル展開を積極的に推進し、現在は帝人フロンティア(株)として製品事業の中核を担っている。

酸素濃縮式供給装置

医療機関向け
ITソリューション

高尿酸血症・痛風治療剤
「フェブリク」
(フェブキソスタット)

アパレル分野

ガバナンス改革への“挑戦”
新たな事業ポートフォリオへの“変革”

1993年、テイジンは経営の基本となる「企業理念」「行動指針」「企業行動規範」を制定。1999年には、本格的な経営改革がスタートした。アドバイザリー・ボードの設置、女性活躍委員会の発足など、他社に先駆けて実施されたこれらの措置は投資家から高い評価を受けた。また2003年にはすでに社外取締役制度を導入。現在に至るまで、経営の透明化・迅速化を積極的に進めている。

そして現在推進している「発展戦略」は、素材・ヘルスケア・ITというテイジンの強みを複合化・融合させることで、テイジンの事業ポートフォリオを次なるステージに高める新たな変革に向けた試みである。

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