2012年1月23日

気仙沼市の復興に向けて 「気仙沼~絆~プロジェクト」への参画について

帝人グループは、独立行政法人産業技術総合研究所(以下「産総研」)が主体となり、東日本大震災で被災された気仙沼の方々の自助プロセスを継続的にサポートする「気仙沼~絆~プロジェクト」における企業連携体である「産総研スマートライフケアコンソーシアム」に参画し、1月27日のオープニングイベントから始まるこの取り組みに、排水処理装置とカーテンを寄付することとしました。

MSABP「気仙沼~絆~プロジェクト」は、産総研の研究者が気仙沼の被災者の方々と寝食を共にすることで課題の発見・分析を行い、復興に協力できる団体・企業などと連携して、その現実的な解決を模索する取り組みです。このプロジェクトのスタートとして、気仙沼市街地より3~4Km離れた山間部の仮設住宅で暮らす方々の利便性向上のため、仮設住宅地内にトレーラーハウス3台を設置し、店舗および多目的ハウスとして住民の方々に提供することになっています。

このたび寄付する排水処理装置は、トレーラーハウスにおいて発生する排水処理を目的として設置するもので、昨年10月より気仙沼市鹿折地区の応急処理施設として無償提供しているものと同様の多段式生物処理装置「MSABP」*のコンテナタイプです。トレーラーハウスというモバイル特性と、比較的小規模な排水処理量という当該施設のニーズに、「MSABP」の特性が合致したことにより、このプロジェクトでの活用が決まりました。

一方、このたび寄付するカーテンは、帝人ファイバーが展開する蓄熱保温性に優れたポリエステル繊維「ヒートエナジー」を使用したレースカーテンと難燃ポリエステル繊維「スーパーエクスター」を使用したドレープカーテンとなります。「ヒートエナジー」は、特殊な炭素系無機微粒子を配合した素材で、太陽光を熱エネルギーに変換することにより、寒い冬でも温かさを保ち、暖房効率の向上に寄与します。

これまで帝人グループでは、東日本大震災の被災地に対して、義援金や毛布・マスクなど生活支援物資の提供、および酸素ボンベや酸素濃縮装置など在宅医療機器の無償提供など、総額5億円以上の支援を行っています。当社はこれらのソリューションが被災地復興の一助になることを強く願っており、これからも被災地の復興支援に貢献していきたいと考えています。

* MSABP : 帝人が展開している生物処理による排水処理装置。生物反応槽を多段に区切り、各曝気槽内に特殊繊維を用いた微生物担持体を配列して、食物連鎖の場を生物反応槽内に構成させることにより、汚泥レス・省メンテナンス・省エネ・低コストなどを実現する。コンテナサイズにコンパクトにまとめることも可能で、移動・携帯性に優れることから、分散処理ニーズにも対応可能な装置となっている。「MSABP」は、米国Aquarius Technologies Inc.社の登録商標。
当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報・IR室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

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