2012年5月10日

新規痛風・高尿酸血症治療剤の台湾での販売開始について

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:荒尾 健太郎)が自社創製した新規痛風・高尿酸血症治療剤 フェブキソスタット(一般名、日本販売名:「フェブリク錠」)について、このたび、台湾の導出先である台湾アステラス製薬股份有限公司(本社:台湾台北市、以下「台湾アステラス」)が、販売名「FEBURIC」(漢字表記:「福避痛」、フェブリク)として台湾での販売を開始しました。

台湾は、アジア各国の中でも痛風の有病率が比較的高い地域とされていますが、当社は台湾アステラスと、2009年4月に台湾における「FEBURIC」の独占的な開発・販売契約を締結し、2011年5月には台湾アステラスが、台湾行政院衛生署より「痛風患者における慢性的高尿酸血症治療剤」として販売承認を取得しました。

「FEBURIC」は、帝人ファーマが創製した世界で約40年ぶりとなる新規尿酸生成抑制剤で、世界戦略製品として大型化を期待している薬剤です。既に、海外導出先企業を通じて、2009年3月以降、米国・カナダ・欧州15カ国・韓国・日本の計19カ国で販売を開始しています。また、香港では販売承認を取得して発売準備中、中国・トルコ・メキシコおよびカリブ海諸国・中東・北アフリカ地域の主要国においては、販売承認取得に向けた準備を進めており、現在の販売提携国数は117カ国を数え、世界の主要国・地域を網羅しています。今後、導出先企業が世界中で販売を開始することで、日本発のブロックバスターとして、全世界で年間1,000~1,600億円の売上高を期待しています。
製品概要
販売名  「FEBURIC」(漢字表記:「福避痛」)
一般名  Febuxostat(フェブキソスタット)
剤形  錠剤80mgフィルムコート割線錠
効能・効果  痛風患者における慢性的高尿酸血症
用法・用量  40mgあるいは80mgを1日1回服用

参考

[フェブキソスタットについて]
フェブキソスタットは、帝人ファーマが自社創製した痛風・高尿酸血症治療剤で、世界初の非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ(尿酸生成をつかさどる酵素)阻害剤です。
同酵素の阻害剤としては、40年来、アロプリノールが臨床使用されてきましたが、本剤はアロプリノールとは異なる新しい作用機序を有しており、1日1回の服用で血中尿酸値を治療目標値まで強力に低下させ、長期に維持します。また、腎機能が軽度から中等度低下した患者さんにも、用量調節せずに服用いただくことが可能で、使いやすい薬剤となることを期待しています。

[高尿酸血症について]
我が国において「高尿酸血症」とは、血中尿酸値が7.0mg/dLを超えた状態と定義されています。一般的に「痛風」として知られる痛風関節炎・痛風結節などの疾患や尿路結石などの原因になるだけでなく、放置すると腎機能が低下することが知られています。また、最近の研究では、メタボリックシンドロームや高血圧、糖尿病、慢性腎臓病、心血管系疾患など様々な疾患との関連性が高いという報告が増えており、治療や対策の重要性が高まっています。
近年のライフスタイルや社会環境の変化により、患者数は増加傾向にあり、国内の潜在患者数は1,600万人にのぼると推定されています。また、成人男性における高尿酸血症の有病率は、30歳以上で30%に達するとも言われています。

当件に関するお問合せ先
・報道関係のお問い合わせ
帝人株式会社 広報室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

・その他のお問い合わせ
帝人ファーマ株式会社 学術情報部 03-3506-4053

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