2012年7月19日

アラミド繊維のリサイクルプログラムが オランダの化学業界で最高の評価を獲得

帝人グループでパラ系アラミド繊維「トワロン」を生産・販売しているテイジン・アラミドB.V.(オランダ・アーネム市)は、2004年から使用済みアラミド繊維製品を回収・再利用する仕組みの構築に取り組み、現在、グローバル規模でリサイクルプログラムを展開しています。その取り組みが、このたびオランダ化学工業協会(VNCI)主催による「レスポンシブル・ケア・アワード(Responsible Care Award)」において、2012年度の最優秀賞に選ばれました。

「レスポンシブル・ケア・アワード」「レスポンシブル・ケア・アワード」は、1999年以来、VNCIが環境・安全・健康・サステナビリティの分野で継続的に優れた取り組みを実践しているオランダの化学関連企業に毎年授与しているものです。テイジン・アラミドは、「トワロン」のリサイクルプログラムをグローバル規模で展開し、CO2排出量を約50%削減しつつ、高品質の製品を提供していることが、このたび高く評価されました。テイジン・アラミドがこの賞を受賞するのは初めてのことです。

テイジン・アラミドは、アラミド繊維の廃棄量を削減するため、防弾チョッキ、防刃手袋、光ファイバーケーブルなどに使用されたアラミド繊維を世界中の顧客から買い戻しているほか、製造工程で発生する繊維くずや織物の切れ端などを回収しており、リサイクルの取り組みに注力しています。こうして集められたアラミド繊維は、仕分けや品質テストなどを経て、高品質の「トワロン」として、糸やパルプの形状で再利用されます。

アーネム市にある「トワロン」のパルプ製造工場では、原料となるアラミド繊維の約50%にリサイクル繊維が使用されています。これにより再生されたパルプは、新たな原料で生産したパルプと同品質であり、自動車のブレーキパッドなどの摩擦材をはじめとするアスベスト代替として世界中で使用されています。また、テイジン・アラミドは、2008年にリサイクルアラミド繊維を100%使用して生産した「トワロンパルプ0701」を発売していますが、これが2011年には安全性や品質に関する国際的な認証機関である TÜVによる認証を取得しており、環境に配慮したアラミドパルプとして高い評価を受けています。
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