2012年9月24日

アラミド繊維と炭素繊維による世界最大のコンポジット建造物 「アムステルダム市立近代美術館」が新装オープン!

帝人グループが2007年より主要スポンサーとなっているオランダの「アムステルダム市立近代美術館(Stedelijk Museum)」の新館増設プロジェクトが完了し、9月22日にオランダのベアトリクス女王を迎えて開館式が開催されました。

アムステルダム市立近代美術館このたび新装オープンした「アムステルダム市立近代美術館」の新館は、1895年に設立された歴史的建造物である本館と対象をなす近代的な外観で、その正面およびキャノピー(ひさし)には、帝人グループのパラ系アラミド繊維「トワロン」と炭素繊維「テナックス」を使用した巨大なコンポジット(複合材料)パネルが取り付けられています。空中に白く輝く巨大な「バスタブ(浴槽)」のようなパネルは、全長約100m、幅約25mとコンポジット建造物としては世界最大規模で、「ファン・ゴッホ美術館」など世界的に有名な美術館が立ち並ぶアムステルダム市の「ミュージアム広場」において、ひときわ目立つ建造物となっています。

帝人グループは、新館増設プロジェクトのスポンサーシップの一環として、テイジン・アラミドB.V.(オランダ・アーネム市)が製造するパラ系アラミド繊維「トワロン」4,850kgと、トーホウ・テナックス・ヨーロッパGmbH(ドイツ・ヴッパタール)が製造する炭素繊維「テナックス」4,050kgを提供しており、これらを用いて185個のコンポジットパネルが作られました。それらのパネルは新館正面とキャノピーに設置されており、滑らかで継ぎ目のない表面となるようコーティングされています。また、強度に優れ、熱膨張率が低い「トワロン」と「テナックス」を組み合わせたコンポジットを用いることで、気温の変化などにより、熱で樹脂が膨張した際の影響を最小限に抑えることができます。「トワロン」と「テナックス」を組み合わせた材料が建造物に使用されるのは、世界で初めてのことです。

【帝人株式会社 代表取締役社長執行役員 CEO 大八木 成男 のコメント】
当社は社会とともに成長することを理念としており、自社工場などへの投資に加え、地域プロジェクトの支援や、芸術、文化への投資などの取り組みも行っています。芸術と文化において世界の草分け的存在でもある「アムステルダム市立近代美術館」の新装オープンに際し、当社の成長ドライバーでもあるアラミド繊維と炭素繊維が貢献できたことを誇りに思うとともに、帝人の重要拠点の1つであるオランダに、当社の取り組みの象徴を残せることを喜ばしく思っています。
当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

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