2012年10月 1日

確定拠出年金制度の導入について

帝人株式会社は、今後も退職年金制度を健全に維持し、社員の年金資産の保全と安定的な制度運営を行うために、現行の退職年金制度を抜本的に改定し、本日より確定拠出年金制度(DC制度)*を導入します。
*確定拠出年金:年金加入者が年金資産を自分で運用し、その運用結果に応じて将来の年金受給額が決まる。「日本版401k」。

当社は、これまでも退職年金制度の安定的な維持を図るため、年金積立不足への早期補填に加え、給付利率の引き下げや厚生年金基金の代行返上、キャッシュバランスプラン制度の導入などを進めてきました。しかし、現在のように低迷する運用環境下では、年金資産運用の利差損発生や、会計基準改定に伴う退職給付債務の増加などにより、退職年金制度が業績に与える影響は大きくなっています。また、今後予定されている会計基準変更が行われると、さらにその影響が大きくなることが懸念されます。

そこで、このたびの退職年金制度改定において、退職年金の100%とこれまでの年金制度での積立分も含めて、すべてDC制度に移行することとしました。これにより現在の年金受給者への給付が終了した段階で、退職年金制度の年金資産と退職給付債務は無くなり、上記のような業績への影響を極小化することができ、その結果、退職年金制度を健全に維持し、社員への退職年金給付を将来にわたり安定的に行うことが可能となります。

今後は、社員が自己責任のもとで資産運用できるよう、全社員に対して資産運用の基礎知識を学ぶための専門家による投資教育の実施や、社員の運用状況を確認した上で、定期的に資産運用に関する学習の場や情報提供などの支援を行うことで、社員が安心して年金資産を形成できる制度を目指します。
当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

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