2012年10月30日

抵抗膜方式タッチパネルの市場拡大に伴い、 透明導電性フィルム「エレクリア®」が好調!

帝人化成株式会社は、自社で生産・販売するタッチパネル用透明導電性フィルム「エレクリア」について、スマートフォンやカーナビ、OA機器など、様々な用途に適したタッチパネル材料として幅広く用途展開しています。当社は、ハイエンドの抵抗膜方式タッチパネル用透明導電性フィルム市場において約30%のシェアを有するリーディングカンパニーですが、近年は、急成長している静電容量方式タッチパネル市場に加え、抵抗膜方式タッチパネル市場も着実に拡大しており、「エレクリア」も前年度対比200%以上と大きく売上高を伸ばしています。

「エレクリア」は、「薄い」「軽い」「割れない・フレキシブル」といったガラスにない特長に加え、独自の加工技術で耐久性を向上させています。さらに、従来のフィルムの課題に対応するアンチニュートンリング*1やアンチグレア*2、ちらつき防止、指紋が付着しにくい加工など、付加価値を付与しており、ガラス代替として期待されるタッチパネル材料です。
*1 アンチニュートンリング
タッチパネルを押したときに発生する虹色の押し跡(ニュートンリング)を抑え、視認性を高める技術。
*2 アンチグレア
ディスプレイ表面に反射した光による視認性の低下を防止する処理。

タッチパネルは、タッチ位置の検出方式の違いにより、大きく「静電容量方式」と「抵抗膜方式」に分けられます。「静電容量方式」は、マルチタッチやフリックなどの優れた操作性が特長で、スマートフォンやタブレット端末といったモバイル機器市場の拡大に伴い、需要が大きく拡大しています。一方、「抵抗膜方式」は、耐久性やタッチ位置の検出精度に優れており、カーナビや携帯用ゲーム機、OA機器、ATM、自動券売機などに広く採用されていますが、「静電容量方式」のようにマルチタッチに対応していないことが市場拡大への課題となっていました。

しかし近年は、マルチタッチ操作が可能な抵抗膜方式タッチパネルも開発・量産されるようになったため、カーナビや携帯用ゲーム機、OA機器など、高い耐久性やタッチ位置の検出精度といった抵抗膜方式本来の優れた点を重視する用途を中心に、高い評価を得るようになっており、2017年度までの5年間で約15%の市場拡大が見込まれています(当社推定)。

こうした中、今後も「エレクリア」の高い付加価値や加工技術の強みを活かした開発を進めるとともに、加工パートナーとも積極的に協働することにより、昨年開発した静電容量方式用透明導電性フィルムとあわせて、タッチパネル用透明導電性フィルムとして2015年度には売上高100億円を目指します。
当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

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