2013年1月21日

新規ヘルスケア分野における早期事業化を目指して
米国イン・キューブ・ラボとの戦略的提携について

帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:大八木 成男)は、新規ヘルスケア分野における早期事業化および事業拡大を推進するため、ライフサイエンス分野のインキュベーションにおいて数多くの成功実績を誇るイン・キューブ・ラボ(InCube Labs、本社:米国カリフォルニア州サンノゼ市、代表:Mir Imran)と戦略的に提携することとし、このほど契約を締結しました。

イン・キューブ・ラボは、これまでに20社を超える医療機器会社を創出し、ライフサイエンス分野で200以上の特許を保有するMir Imran氏によって設立されました。ベンチャー企業の創出・支援を手がけており、主な成果としては、循環器疾患領域の標準的治療法の1つである「植え込み型除細動器(ICD)」の開発などが挙げられます。

このたびの契約では、帝人がイン・キューブ・ラボのグループ会社に出資します。これに対してイン・キューブ・ラボは、同社の幅広いネットワークや知見などを活かし、帝人が開発中の新規ヘルスケア分野の案件について、技術の有効性や市場特性、および規制などの状況を調査・分析して、早期に事業化の実現可能性を見極めるほか、帝人の事業パートナー獲得や買収案件の探索に向けて有用な情報を提供するなど、効率的な事業開発推進のために連携・協力することとしています。

帝人グループは、素材技術とヘルスケア技術の融合による新たなソリューションの創出を中長期の成長ドライバーの1つと位置づけており、組織修復による根本的治療(先端医療材料、再生医療)や、医療材料と医薬品との組み合わせによる薬物送達システム、ロコモティブシンドローム*など、新規ヘルスケア分野における事業化推進に注力しています。
*ロコモティブシンドローム:骨・関節・筋肉などの運動器の障害により、要介護や寝たきりになる危険性が高い状態。

【帝人株式会社 新事業開発推進グループ長 妹脊 和男 のコメント】
新規ヘルスケア分野における早期事業化と事業拡大のためには、技術や市場の把握と、海外において豊富な経験と成功実績を有するパートナーとの提携が必要と考えてきました。医療機器や医療材料の分野で、強力なネットワークと数多くの事業化経験を持つMir Imran氏が率いるイン・キューブ・グループとの提携は、当社の技術を活かした新たなソリューションの創出とその早期事業化に大きく寄与するものと期待しています。今後、当社は未だ満たされていない医療ニーズに応えるとともに、そうした事業の拡大に積極的に取り組んでいきたいと考えています。
当件に関するお問合せ先
帝人株式会社 広報室 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763

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