2013年7月31日

新規自己免疫疾患治療薬の創製に向けて

米国・アムジェン社との共同研究・開発について

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:宇野 洋)は、このたび、世界的な医薬品メーカーである Amgen Inc.(本社:米国カリフォルニア州、以下「アムジェン社」)と、関節リウマチや乾癬、多発性硬化症などの自己免疫疾患治療薬に関する共同研究契約、および開発・製造・販売に関するオプション契約を締結しました。

1.背景
(1) 自己免疫疾患とは、生体内の免疫系が自身の正常な組織や細胞を「異物」と誤認識して攻撃することにより発症する疾患の総称です。代表的な自己免疫疾患としては、関節リウマチや乾癬、多発性硬化症などが知られており、現在も世界的に患者数が増加する傾向にあります。

(2)

これらの疾患治療に向けて、これまでも様々な薬剤が開発されてきましたが、既存の薬剤による治療効果は限定的であり、新たな治療選択肢が求められていました。
(3) こうした中、当社は自己免疫疾患治療薬となり得る新薬創製に向けた研究開発に取り組んでいますが、より早期に革新的な新薬を創製し、その価値の最大化を図るため、自己免疫疾患領域における高度な研究開発ノウハウやグローバルな開発力を有するアムジェン社と提携することにしたものです。

2.共同研究の内容
両社がこれまで蓄積してきた研究成果に基づき、自己免疫疾患を誘発するTh17細胞の分化・制御を担う受容体タンパク質「RORγ」の活性を阻害することで自己免疫疾患を治療するという、これまでにない新しい作用機序を有する化合物の創製に向けて、共同で研究を推進していくことになります。

3.オプション契約の内容
(1) このたびの契約締結を以って、当社は、共同研究により創製された化合物の日本における開発・製造・販売権を取得し、アムジェン社は、同化合物の日本を除く全世界における独占的な開発・製造・販売に関するオプション権を取得します。
(2) 当社は、契約一時金、および開発・承認・販売の段階に応じたマイルストーンに加え、アムジェン社の売上高に応じたマイルストーンおよびロイヤリティを受け取る権利を取得します。また、当社はアジア地域の一部におけるアムジェン社との共同販促権も有することになります。

当件に関するお問い合わせ先
人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 (東京)03-3506-4055 (大阪)06-6268-2763
 

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
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