2014年10月15日

テイジン・アラミド社のカーボンナノチューブ繊維が「ポール・シュラック人造繊維技術賞」を受賞しました

帝人グループでパラ系アラミド繊維「トワロン」を生産・販売しているテイジン・アラミド B.V.(Teijin Aramid B.V.、オランダ・アーネム市、社長:ゲーテ・W.フレデリクス)およびライス大学(Rice University、米国テキサス州ヒューストン市)の研究者が、このたび「ポール・シュラック人造繊維技術賞」(Paul Schlack Man-Made Fibers Prize)を受賞しました。

この賞は、ポール・シュラック財団が大学や研究機関での研究を活性化させるため、1971年より毎年、繊維分野において優秀な研究成果をあげた若手研究者1名に賞金を、企業が参画する共同学術研究に名誉賞を授与しているものです。

テイジン・アラミドとライス大学は、金属と同等の熱伝導性および電気伝導性を持ち、織物のようなしなやかさやと強さを有するカーボンナノチューブ繊維の共同開発に取り組み、2013年初頭にはその成果を大手科学誌「サイエンス」の誌上で発表しました。この研究成果が評価され、このたび、研究を指揮するテイジン・アラミドのマルチン・オットー博士(Dr. Marcin Otto)とライス大学のマッテオ・パスカリ博士(Dr. Matteo Pasquali)に同賞が授与されました。

カーボンナノチューブ繊維は、今後、航空宇宙、ヘルスケア、自動車、ウェアラブル端末など、幅広い用途での展開が期待されています。

【 テイジン・アラミド マルチン・オットー博士 のコメント 】
心臓に疾患を持つ患者の心筋にカーボンナノチューブ繊維をつなぐと、心臓に電気パルスを送ることが可能になります。また、データケーブルに使われている銅をカーボンナノチューブ繊維に置き換えることにより、人工衛星や航空機、高級車などの軽量化と高強度化を同時に実現することができます。このようにカーボンナノチューブ繊維は、様々な産業において革新のきっかけをもたらします。

当件に関するお問い合わせ先
帝人株式会社  コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
 

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