2015年7月24日

実用性・安全性重視の新設計車に先端の技術を搭載

工学院大学ソーラーカープロジェクトに協賛

帝人グループで炭素繊維・複合材料事業を展開する東邦テナックス株式会社(本社:東京都千代田区、社長:吉野 隆)と、そのグループ会社である株式会社ジーエイチクラフト(本社:静岡県御殿場市、社長:郷家 正義)は、10月18日~25日にオーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「Bridgestone World Solar Challenge2015」に参戦する工学院大学の車体に主要素材として炭素繊維「テナックス」を提供し、それを使用したCFRP(炭素繊維複合材料)製車体の設計および製作の支援を行いました。

ソーラーカー新車両

工学院大学ソーラーカー新車両


東邦テナックスは、2010年にサカイオーベックス株式会社と共同で、成形厚0.06㎜という極薄の超軽量織物を開発しており、これを使用することでこれまでにないCFRPの薄肉化を実現し、超軽量車体の製作を可能としました。

一方、ジーエイチクラフトは、デザイン設計や成形加工から構造物評価に至るまで、複合構造体生産の全工程を社内で一貫対応することができ、この分野における世界的なファーストランナーとして、自動車、船舶、鉄道、宇宙・航空機などのモビリティ分野、および風力などのエネルギー分野における様々なCFRPコンポジット構造体の生産を手掛けています。

このたび工学院大学に提供されるCFRP製車体は、工学院大学の学生が主体となって2名が搭乗可能な車両の設計・製作に取り組み、ジーエイチクラフトがそれを設計段階から支援したものです。そして、東邦テナックスの超軽量織物を使用することにより、空力特性に優れた独自のフォルムを持つデザインや、このクラスでは最軽量である約55㎏の車体重量を実現し、耐久走行に耐え得る剛性と強度、さらに実用性、安全性を兼ね備えた革新的なソーラーカーを完成させました。

帝人グループでは、東邦テナックスとジーエイチクラフトによる熱硬化性CFRPに加え、帝人の複合材料技術開発センターにおいては熱可塑性CFRPの研究開発を進めています。また、帝人の「オートモーティブ事業開発推進グループ」では、双方の用途開拓のためのマーケティング活動を展開しており、グループの総力を挙げてCFRPソリューションの展開を推進しています。帝人グループは、自動車用途でのCFRPの採用・普及を推進し、CFRPコンポジット事業におけるリーディングカンパニーの地位確立を目指します。
 

当件に関するお問い合わせ先
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
 

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