2015年7月29日

がん化学療法に伴う高尿酸血症へ

高尿酸血症・痛風治療剤「フェブリク®錠」の適応追加申請

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:宇野 洋)は、高尿酸血症・痛風治療剤「フェブリク錠」(一般名:フェブキソスタット)について、本日、がん化学療法に伴う高尿酸血症に関する適応追加申請を行いました。

1.申請の背景

  • (1)
    化学療法によってがん細胞が急速かつ大量に崩壊すると、細胞内に蓄積されていた核酸をはじめとする成分が血中に大量に放出されます。核酸は分解・代謝されて尿酸になるため、その結果として大量の尿酸が体内に産生し、高尿酸血症を引き起こし、時として急性腎不全などの死に至る重篤な疾患につながることが知られています。
  • (2)
    こうした中、日本においては、「がん化学療法に伴う高尿酸血症」に適応を持つ医薬品が尿酸分解酵素であるラスブリカーゼのみであるため、新たな治療選択肢が求められていました。
  • (3)
    そこで帝人ファーマは、フェブキソスタットの尿酸生成抑制効果に着目し、化学療法を受ける悪性腫瘍患者を対象として、2014年より本剤60 mgの有効性や安全性を確認する第Ⅲ相臨床試験を実施していました。このたびの申請は、その試験結果に基づくものです。

2.今後の展開

  • (1)
    フェブキソスタットについてはグローバル展開が順調に拡大しており、現在、欧米やアジアなど117の国や地域において独占販売契約を締結し、そのうち48カ国で販売されています。
  • (2)
    こうした中、欧州においてフェブキソスタット(欧州販売名:「ADENURIC」)は、2015年4月に「腫瘍崩壊症候群の中間リスク及び高リスクを有する造血器腫瘍患者における化学療法に伴う高尿酸血症」への適応追加が承認されています。
  • (3)
    欧州や日本における適応追加のように、今後も医療現場への新たな尿酸降下療法の提供やフェブキソスタットのグローバル展開に注力することで、患者さんのQOL(Quality of Life)向上に貢献していきます。

当件に関するお問い合わせ先
・報道関係のお問い合わせ
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
・その他のお問い合わせ
帝人ファーマ株式会社 学術情報部 0120-189-315
 
 

掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。