2015年9月28日

特殊環状ペプチド創薬で革新的医薬品の創製を目指す

ペプチドリーム社と共同研究開発契約を締結

帝人ファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、社長:宇野 洋)は、このたび、医薬品候補物質の研究開発を手掛けるバイオベンチャーであるペプチドリーム社(本社:東京都目黒区、社長:窪田 規一)と、革新的医薬品の創製に向けて特殊環状ペプチドの創薬に関する共同研究開発契約を締結しました。

1.契約締結の背景

  • (1)
    現在の創薬研究においては、低分子医薬品と高分子医薬品(抗体医薬品など)の創薬が中心となっていますが、世の中の創薬研究が進むにつれて、創薬標的*1が枯渇しつつあり、それに伴う研究開発の効率低下が大きな課題となっています。
  • (2)
    こうした中にあって、ペプチドリーム社は独自の創薬開発プラットフォームシステムにより、特殊環状ペプチド*2の医薬品化に向けた創薬研究を行っています。
  • (3)
    特殊環状ペプチドは、低分子医薬品と高分子医薬品のメリットを併せ持ち、従来の低分子医薬品では制御が困難であった様々な創薬標的に適用することで、創薬標的の枯渇という課題解決に大きく寄与することが期待されています。
  • (4)
    一方、当社は発展戦略の一環として「社外との連携強化」を掲げ、ユニークな技術を有する医薬・医療関連企業との提携を探っており、ニーズが合致したものです。
*1創薬標的: 疾患の原因と深く関連する分子。これを制御すると疾患治療につながる。
*2特殊環状ペプチド: 非天然アミノ酸を含む複数のアミノ酸を連結し環状化したペプチド。生体に存在する天然アミノ酸のみが連結したペプチドにはない優れた機能を期待できる。
 

2.共同研究の概要
帝人ファーマが創薬研究において蓄積してきた技術や経験と、ペプチドリーム社の創薬開発プラットフォームシステムとを活用することにより、これまで創薬の対象から除外されてきた様々な創薬標的に対して特殊環状ペプチドの医薬品化に取り組み、医療ニーズの高い疾患に対する革新的医薬品の創製を目指します。また、特殊環状ペプチドから得られる情報を利用して、新たな低分子医薬品の研究開発にも取り組んでいきます。

当件に関するお問い合わせ先
 ・報道関係のお問い合わせ
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
・その他のお問い合わせ
帝人ファーマ株式会社  医薬研究企画部 042-586-8954
 

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