2015年9月30日

軽量天井においては業界初

「かるてん®」を使用した耐震工法が一般評定を取得

帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純)は、このたび、ポリエステル製タテ型不織布「V-Lap」*1を基材とする天井材「かるてん」を使用した超軽量天井システムにおける耐震工法が、国土交通省告示第771号の規定に準拠した天井構造であるとして、一般評定*2を取得しました。(STREC-D001号)
超軽量天井において耐震性を有する工法が一般評定を取得するのは業界で初めてのことであり、この超軽量天井は、既に富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)のレストラン施設における天井耐震工事において採用されています。
*1「V-Lap」:帝人が展開している、繊維を垂直(タテ)方向に配向させた不織布。嵩高構造により、軽量性や易成型性などの特徴を有する。
*2一般評定:耐震判定委員会加盟団体が行う耐震診断の結果および耐震改修計画に関する評価・判定のこと。

富士スピードウェイに採用された「かるてん」使用の超軽量天井

1.「かるてん」について

  • (1)
    帝人グループは、人々の安全・安心を支える「ライフプロテクション」分野において幅広く用途展開しています。「かるてん」は、社会インフラに向けた技術およびソリューション創出の一環として開発された天井仕上げ材です。
  • (2)
    従来の天井材に比べて柔らかく軽量で、万一、天井が落下しても、人や物への被害を最小限に抑えることができます。また、吸音性能や断熱性に優れ、建築基準法で定められた不燃材料の規定にも適合しています。
  • (3)
    ポリエステル繊維製である「かるてん」は、引張強度と追従性にも優れていることから、強い揺れに柔軟に対応することができます。

2.一般評定を取得した耐震工法について

  • (1)
    この工法は、吊りボルトによって一定間隔で吊られた格子状のアルミ天井下地材に「かるてん」を留めつけたものです。
  • (2)
    「かるてん」の特性である引張強度と追従性を活かし、強い揺れが起きた際の天井面内の剛性や耐久性を確保しています。
  • (3)
    そして、このたび構造物評定委員会を設置・運営する一般社団法人構造調査コンサルティング協会より、国土交通省告示第771号の規定に準拠した検証方法において、震度6相当の揺れに対する耐震性能の評定を取得しました。

3.今後の展開

  • (1)
    帝人は、「かるてん」ならびに「かるてん」を用いた超軽量天井の展開を推進し、高機能素材やエンジニアリングに関する技術やノウハウを駆使することにより、超軽量天井の材料開発から設計までの統合的ソリューションを提案していきます。
  • (2)
    そして、このたびの一般評定の取得を弾みとして、2018年までに「かるてん」として10億円の売上を目指します。
当件に関するお問い合わせ先
 ・報道関係のお問い合わせ
帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055
・その他のお問い合わせ
帝人株式会社  軽量天井材(かるてん)推進チーム 03-3506-4629

 

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