2016年4月19日

大阪研究センターの土壌・地下水調査結果と今後の対応について

帝人株式会社(本社:大阪市中央区、社長:鈴木 純)は、大阪研究センターの移転および閉鎖に向けて土壌汚染状況調査ならびに自主調査を実施し、その結果、一部区域で環境基準を超える土壌汚染と地下水汚染が確認されましたので、所轄である茨木市に調査結果を報告いたしました。

今後、茨木市の指導のもと、土壌汚染対策法などの関係法令に基づき、必要な措置を実施いたしますとともに、適切な対策を講じてまいります。

近隣住民の皆様をはじめ、関係者の皆様にはご迷惑、ご心配をおかけいたしまして、深くお詫び申し上げます。

1.調査内容および結果について

「土壌汚染対策法」および「大阪府生活環境の保全等に関する条例」に基づく土壌汚染状況調査、ならびに自主的な調査を実施しました結果、次のとおり土壌汚染と地下水汚染が確認されました。

  • (1)土壌汚染について

    土壌汚染対策法に定める全ての特定有害物質(25物質)およびダイオキシン類について調査を実施しました結果、水銀、鉛、ひ素、ふっ素について土壌環境基準不適合が確認されました。

    物質名 基準超過濃度 土壌環境基準値

    基準超過区画数

    (全689区画中)
    水銀(溶出) 0.0006~0.0043mg/L 0.0005mg/L 26区画
    鉛(溶出) 0.012~0.070mg/L 0.01mg/L 17区画
    鉛(含有) 170~190mg/kg 150mg/kg 2区画
    ひ素(溶出) 0.011~0.034mg/L 0.01mg/L 10区画
    ふっ素(溶出) 0.83~4.1mg/L 0.8mg/L 20区画
    合計(重複あり) 64区画

    【調査期間:2015年8月31日~2016年3月15日】

  • (2)地下水汚染について

    敷地内の1か所におきまして、テトラクロロエチレンおよびトリクロロエチレンについて地下水環境基準不適合が確認されました。なお、敷地境界に設置した地下水観測孔などにおいて調査を実施しました結果、全ての地点、全ての項目において地下水環境基準に適合していることを確認しております。

    物質名 基準超過した測定値 地下水環境基準値
    テトラクロロエチレン 0.011~0.39 mg/L 0.01mg/L
    トリクロロエチレン 0.026~0.035mg/L 0.01mg/L

    【調査期間:2015年12月7日~2016年2月26日】

2.原因について

水銀、鉛、ひ素、ふっ素につきましては自然界に広く分布する物質ですが、大阪研究センターにおきましても使用履歴がありますため、漏洩などがありました可能性も否定はできません。また、テトラクロロエチレンおよびトリクロロエチレンにつきましては、過去に実験および研究に使用していた履歴がありますため、これに起因する漏洩などがあったものと推察しております。

3.今後の対応について

茨木市の指導のもと、土壌汚染対策法などの関係法令に基づき、必要な措置を講じますとともに、適切な対策を実施いたします。

4.住民説明について

近隣住民の皆様には、地元自治会を通じて、汚染状況について説明を実施しております。また、今後、対策方法などが確定次第、改めて説明を実施いたします。

5.大阪研究センターについて

  • 所在地 大阪府茨木市耳原3-4-1
    開設時期 1964年(昭和39年)9月
    敷地面積 約67,300m2
    事業内容 繊維の研究開発、環境分析など

 

  • 当件に関するお問い合わせ先
    帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055

 

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