2017年9月25日

EV化に向けて素材ニーズを追求

ソーラーカーレース参戦の大学チームをサポート!

帝人グループでアラミド繊維事業を展開するテイジン・アラミドB.V.(オランダ)は、10月8日~15日にオーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカー大会「World Solar Challenge」に参戦するベルギーのルーヴァン・カトリック大学(KU Leuven)、および米国のミシガン大学(University of Michigan)にパラ系アラミド繊維「トワロン」を提供しています。「World Solar Challenge」はソーラーカーの「テクノロジーショーケース」とも言える大会で、今回が14回目の開催となります。

ルーヴァン・カトリック大学チームは、「トワロン」を車体のトラッキングボックス上部やキャノピー部材向けに使用しており、非導電素材である「トワロン」を使用することで、電磁信号によりモニター信号などを安定的に送受信することが可能になっています。また、ミシガン大学チームは、耐摩耗性や引張強度に優れる「トワロン」の特性から、車体の下部構造材に使用しています。さらに、炭素繊維事業を展開するトーホウ・テナックス・アメリカ(米国)が、両チームに対し炭素繊維「テナックス」を提供しています。

一方、帝人グループは、日本から参加する工学院大学チームの車体およびチームウェア向けに高機能素材を提供するとともに、車体の設計・製作や、レース期間中の現地でのチーム運営支援などを幅広くサポートしています。車体の高強度・軽量化に向けて、ボディに炭素繊維「テナックス」の超軽量織物プリプレグ、窓にポリカーボネート樹脂「パンライト」、フェンダー内側の部材にパラ系アラミド繊維「テクノーラ」製プリプレグを提供している他、シートクッションには衝撃吸収性の高いタテ型不織布「V-Lap」を提供しています。さらに、チームウェアにはストレッチ性と形状回復性を併せ持つPTT(ポリトリメチレンテレフタレート)繊維「ソロテックス」、グローブには強力なグリップ性とともに通気性・水分蒸散性を有する超極細ポリエステル繊維「ナノフロント」を提供しています。

帝人グループは、このたびのソーラーカーチームへの支援を通じてグループ内の高機能素材や加工技術を駆使し、2040年に向けた世界的なEV(電気自動車)化において必須となる、軽量化や電池性能向上などの技術革新を実現するためのソリューション提案力を強化していきます。

 

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    帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055

 

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