アラミド繊維とは

アラミド繊維とは、その分子骨格が芳香族(ベンゼン環)からなるポリアミド繊維(aromatic polyamide fiber)であり、ナイロンの一種です。

米連邦通商委員会(FTC)が、従来の脂肪族ポリアミド繊維、すなわちナイロンと区別して、1974年に『アラミド』(aramid)という一般名を与え、その後、国際標準機構(IS0)も、1977年に人造繊維の分類名称としたものです。

これからも分るように、アラミド繊維は、従来の脂肪族ポリアミド繊維(ナイロン)とは、性質、用途が大幅に異なっています。

アラミド繊維は、その分子骨格が全体に直線状のパラ型タイプと、ジグザグ状のメタ型タイプに大別されます。
これらアラミド繊維の代表例を下に示します。
 
 パラ型アラミド繊維
 
   テクノーラ : コポリパラフェニレン・3.4'オキシジフェニレン・テレフタラミド
 
    テクノーラ分子構造式
 
   トワロン : ポリパラフェニレンテレフタラミド(PPTA)
 
   PPTA分子構造式
 
 
 
 メタ型アラミド繊維
 
   コーネックス : ポリメタフェニレンイソフタラミド(MPIA)
 
   コーネックス分子構造式