TEIJIN|帝人キャリア採用情報 - 社員インタビュー - Y.Katsuya

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T.Matsumoto

  • 所属:帝人エンジニアリング株式会社 事業センター 環境エンジニアリング事業部 課長代理
  • 入社年:2008年
  • 専攻:工学部物質化学工学(環境システム)

環境にやさしく、次世代を担う事業として期待される“水のビジネス”

環境にやさしく、次世代を担う事業として期待される“水のビジネス”

帝人は現在、次世代を担う環境ビジネスのひとつとして、水のビジネスに力を入れています。その中心となるのがCEOの直轄組織となっているWPT事業推進班であり、ここで水処理プロジェクトの要素技術の開発と事業化を推進しています。そして、事業の実行部隊となるのが、私が所属する帝人エンジニアリング㈱環境エンジニアリング事業部です。

世界的な人口増加や環境変化によって、将来的には地球規模での深刻な水不足が懸念され、「水戦争」という言葉さえ登場しています。そのため、水の再生利用技術に世界の目が向けられています。また、先進国はもちろん発展途上国でも環境基準が厳しくなる中、汚水浄化技術も注目されています。

私は滋賀県出身で琵琶湖のそばで育ちましたが、アオコの発生などによる琵琶湖の水質悪化に心を痛めていました。琵琶湖にきれいな水を取り戻せるような仕事がしたいと、大学では工学部で環境システムを学びました。そして、排水処理や廃棄物処理設備を作るエンジニアリング会社に就職しました。

排水処理技術には様々な方法がありますが、主なものは反応槽に微生物を入れて浄化する方法で、微生物を安定させるために多種多様の素材が使用されています。そこで、水処理で微生物を多量に保持できる素材に興味があり、帝人㈱に入社しました。

すべての工程に関わることで得られる大きな達成感

すべての工程に関わることで得られる大きな達成感

現在取り組んでいるのは、イスラエルから導入したMSABP (Multi-Stage Activated Biological Process/多段型生物処理装置)と呼ばれる技術。普通、排水処理はひとつの生物反応槽で行われますが、MSABPは多槽型で処理段階が細分化されており、難分解有機物質に対する適応力が高いのが特長です。小さい微生物を大きい微生物が食べる食物連鎖を利用したもので、最終槽では大きくなると糸ミミズくらいまで発生することもあります。生分解されるため、排水浄化につきものの汚泥が出にくいという特長もあり、メンテナンスの手間が省け、ランニングコストが節約できるというメリットもあります。

私たちのミッションはこのシステムを帝人グループ以外のお客様へ販売していくことです。さまざまな分野で排水処理に困っているお客様から、水質や設置スペースなどの問題点をうかがって提案を行っています。実際にパイロットプラントを設置して検討することもあります。

私が最初に関わったのは、中国の自社グループ工場の排水浄化です。そして、今年の夏には日本国内初実績となる排水処理案件を帝人グループ外の化学工場から受注することに成功しました。

日本全国、お客様がいるところを飛び回り、忙しい毎日ですが、見積りからプラントの設計、施工まですべての工程に一貫して関わることができます。また、今回の第一号受注案件では、私だけではなくチームのみんなが真剣に取り組んだ結果受注することができ、とても達成感がありました。まだ入社したばかりですが、こんなに仕事をまかせてもらって、またこんなに違和感なくチームで仕事をしている自分にちょっと驚いているくらいです。

排水処理をはじめとする環境ビジネスの技術は、フィルターや膜などの素材が大きな要素となっています。現在、水の浄化に炭素繊維が有望といわれておりますが、帝人グループでは炭素繊維をはじめとしたさまざまな素材を調達できる点で大きな可能性を秘めています。私自身、今後もさまざまな素材や技術を勉強して、帝人の環境ビジネス拡大に寄与していきたいと思っています。

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