コンプライアンス・リスクマネジメント

コンプライアンス・リスクマネジメントの推進

基本姿勢

コンプライアンスとリスクマネジメントは、コーポレート・ガバナンスを支える内部統制の柱であり、切り離せない両輪であるという考えの下、国内外グループ会社への企業倫理の浸透と事業継続マネジメント(BCM)の推進に努めています。

行動規範

Integrity

私たちは、法令・規則を遵守し、人権および地域コミュニティを尊重して、誠実に行動します。

コンプライアンス・リスクマネジメントの推進体制

グループCSR委員会の下に設置されたグループコンプライアンス・リスクマネジメント部会を年2回開催し、コンプライアンス・リスクマネジメント(CRM)に関する方針・施策・活動を審議し、グループ内への展開を図っています。

国内では、事業グループおよびグループ会社にCRMの責任者と推進責任者を定め、各職場での活動を管理・運営しています。海外では、事業グループおよびグループ会社が独自に教育を実施するほか、帝人(株)が主催するグローバルコンプライアンス会議を、毎年、主要な海外地域と共に開催しています。2016年度は、タイ地区で3回、米国で2回と計5回開催しました。

コンプライアンスとリスクマネジメントの位置付け

コンプライアンス(法令、社会規範ならびに社内規則を厳守し、健全な企業風土をつくる活動)とリスクマネジメント(企業が抱えるリスクを評価・予防し、制御する仕組み・制度・教育)による内部統制をおこなっています。内部統制とコーポレート・ガバナンス(公正性・透明性・独立性のある経営体制)とが相互に作用しています。

コンプライアンス・リスクマネジメント活動のPDCAサイクル

Plan:年次計画と重点課題の設定(コンプライアンス・リスクマネジメント部会で確認)、Do:教材の開発とメンテナンス(テキスト改訂、Q&A集、ケーススタディ集の更新)、教育の実施(推進者向け研修、コンプライアンスe-ラーニング実施、階層別研修)、リスク対策(緊急時安否確認訓練、リスクの洗い出しと評価、事業継続計画の策定、地震訓練)、企業倫理月間(企業倫理ポスターの掲示、パワハラ防止ポスターの掲示、全員研修の実施、全員研修確認シートによる調査を実施)、情報発信(企業倫理ウェブサイトをイントラ掲載、企業倫理アンケートの結果開示)、ホットラインの運営(全グループ社員への周知と個別対応、ホットライン情報の開示(半期ごと))、Check:CSR最高責任者レビュー:年1回、倫理意識アンケート調査:年1回、Action:当年度の反省と次年度への教訓(当年度の達成状況と問題点抽出)のPDCAサイクルを実践しています。

CSR管掌によるレビューの結果(法令違反および事件・事故の有無)

事業グループおよびグループ会社におけるCRM活動の当年実績(期間1月1日~12月31日)について、毎年2月にCSR管掌によるレビューを実施しています。このレビューでは、事業グループおよびグループ会社が提出するCRM活動調査票に基づき、活動の実績と重大な法令違反および事件・事故の有無を確認しています。

2017年2月にCSR管掌に報告された案件の中で、法令違反および事件・事故に関するもので重大案件はありませんでした。2016年度に重大案件として報告された帝人ファーマにおける市販後調査での代筆行為事例に関しては、社員教育徹底や管理体制強化などの再発防止策を実践し、信頼回復への取り組みが着実に展開されてきたことが確認できました。