株主・投資家情報
株主・投資家との対話の状況
①資本市場との対話・情報開示
対話の実施状況と主な対応者
当社では、株主・投資家の皆様との信頼関係を構築することを目的として、年間通じて国内・海外在住の株主・投資家の皆様との対話に積極的に取り組んでいます。対話においては、四半期ごとの決算説明会や投資家とのミーティング等において、CEOをはじめとする経営陣幹部が参画し、経営方針などの質問に対して丁寧な回答に努めるとともに、時々において、中長期経営方針、個別事業やESGに関する説明会、工場見学会なども開催しています。また、他にも海外IRや国内外のIRカンファレンスへの参加、大株主との株主面談、投資家と統合報告書に関する意見交換、個人株主向け説明会等を実施するなど、会社をより知っていただくための活動と、経営に反映していくため株主・投資家の声をお聴きする活動を並行して行っております。
対話を行った投資家・株主の属性
海外株主・投資家:約4割、国内株主・投資家:約6割
②株主・投資家からのフィードバック:
対話の主なテーマや株主の関心事項
2024年度は「帝人グループ 中期経営計画2024-2025」で掲げた目標に沿って、さまざまな改革を進めた1年となりました。収益性改善施策の遂行や戦略的オプションの実行、機関設計の変更など、株主・投資家の皆様との対話内容は多岐にわたりました。
2024年度の具体的なご要望・ご意見
中期経営計画2024-2025の基本戦略と進捗
- 事業ポートフォリオ戦略は強みやベストオーナーの観点も踏まえて検討されたことがよく分かる。
- 変革の方向性、ROEを高めるための方向感は理解。抱える課題と解決への道筋、今後の成長戦略があると、より納得感が高まる。
- 構造改革は「資産効率改善も含めてしっかりやった」と胸を張っていただいてよい。次は成長投資の方向性を整理し、示してほしい。
キャピタルアロケーション
- バランスは必要だが、有利子負債が大きいので財務健全性も考慮する必要がある。
- 年間50円の配当維持について市場から疑義をもたれている。安定配当方針を掲げると注目度は上がる。
パーパス策定・浸透活動
- 部門や立場による意見の相違をまとめるため、共通の価値観やパーパスの共有を図ることは重要。
ガバナンス
- 同業他社と比較し一歩先んじていると評価しているが、ROE、PBRの低位が継続しており、ガバナンス向上を業績につなげて欲しい。
ESGへの取り組み
- サーキュラーエコノミーは、ビジネス機会や業績への繋がりなど、成長戦略につなげて示すと良い。
- 従業員のモチベーション向上や人的資本をどう活用していくかが、もう一度成長軌道に乗せるためには重要になる。
2024年度の活動
- 決算説明会(4回)
- ESG説明会(4月)
- 「帝人グループ中期経営計画2024-2025」フォローアップミーティング(5月)*
- ヘルスケア事業説明会(12月)
- 個別面談(年260回程度。海外IR約30回、株主面談約30回、統合報告書面談6回含む)
- 個人株主向け経営説明会(9月)
- 個人株主向け製品展示施設見学会(1回)
- *独立社外取締役参加
③社内・経営陣へのフィードバック:
株主・投資家からのご意見・ご指摘の展開状況
当社では株主・投資家との対話で把握した意見を取締役会および経営会議へ報告し、中期 経営計画を含む経営戦略策定の議論の深化等に活用しています。2024年度は業績や成長性の懸念についての意見を取締役会に報告することにより、経営戦略策定の議論を深めました。引き続き、株主・投資家の皆様からのご意見・ご指摘を社内各層にフィードバックし、当社の経営戦略・事業計画や企業価値等の外部評価を共有することで、自社課題を明確にするとともに、経営戦略や施策の検討や改善につなげていきます。
| 頻度 | 報告内容 | |
|---|---|---|
| 株主・投資家、アナリストのコメント | 毎月 | 取締役会・経営会議にてサマリーを報告 |
| アナリストレポート | 四半期 必要に応じて随時 |
アナリストレポートのサマリーをメール等で報告 |
| IR活動状況 | 半期 | 取締役会・経営会議にて活動内容および主要課題、株主・投資家との対話の状況などを報告 |
④経営戦略への反映:
対話を踏まえて取り入れた事項
- 今中期経営計画期間のキャピタルアロケーションの方針(成長戦略、財務健全性、株主還元への配分見通し)、事業ポートフォリオ変革・経営基盤強化の進捗状況説明の開示拡充
- 社外取締役の対話への参加(「帝人グループ 中期経営計画2024-2025」フォローアップミーティング)
- 投資家ニーズの高い、ESGおよび事業(ヘルスケア)説明会の開催
