アムステルダム市立近代美術館 「カラフル・ジャパン」展に協賛

帝人グループは、オランダのアムステルダム市立近代美術館(Stedelijk Museum)で9月7日より開催される「カラフル・ジャパン」展に協賛します。


「カラフル・ジャパン」展への協賛記念として帝人グループブランドロゴを「バスタブ」に投影しました



帝人グループは、企業理念の1つとして「社会とともに成長します」を掲げ、芸術・文化活動などを支援しており、2007年からはアムステルダム市立美術館の主要スポンサーとなっています。また、その一環として、周辺地域において「バスタブ(浴槽)」の愛称で親しまれている新館正面とひさしの部分には、当社が提供したパラ系アラミド繊維「トワロン®」と炭素繊維「テナックス®」を用いた世界最大規模の複合材料製パネルが使用されています。


「カラフル・ジャパン」展は、アムステルダム市立近代美術館が所蔵する、1930年代から現在に至るまでの日本人アーティストによる約800点のポスター作品のうち、スポーツ祭典や博覧会の告知ポスターなど226点を厳選した展示会です。帝人グループは、欧州における持株会社をオランダに有し、10年以上にわたりアムステルダム市立近代美術館と関わりのある日本企業として、「カラフル・ジャパン」展の趣旨に賛同し、協賛することとしました。

【美術館の新館に使用されている複合材料製パネルについて】

テイジン・アラミドB.V.(オランダ・アーネム市)のパラ系アラミド繊維「トワロン®」とテイジン・カーボン・ヨーロッパGmbH(ドイツ・ヴッパタール市)の炭素繊維「テナックス®」のシートに樹脂をコーティングした複合材料で、パネルの中核素材である変性硬質ポリウレタンフォームを両側から挟む「サンドイッチ構造」のパネルです。強度に優れ、縦方向への熱膨張率が小さいアラミド繊維と炭素繊維を使用することで、樹脂が熱で膨張した際の建造物への影響を最小限に抑えることができ、平坦な表面が維持されます。新館には、これを185枚繋げた全長約100m、幅約25mという世界最大規模の複合材料製パネルが使用されています。



当件に関するお問い合わせ先

帝人(株) コーポレートコミュニケーション部
03-3506-4055

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