自動車向け複合成形材料事業の北米拠点を強化
米国テキサス州に工場を新設
帝人株式会社(本社:大阪市北区、社長:鈴木 純)ならびに帝人グループで軽量複合材料部品の生産・販売・技術開発を手がけるコンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックス(英語)(Continental Structural Plastics Holdings Corporation、本社:米国ミシガン州、社長:スティーブ・ルーニー、以下「CSP社」)は、このたび、米国テキサス州セギーン市に事業用地を取得し、工場を新設することとしました。
帝人(株)とCSP社は、この事業用地に、約70百万米ドルを投じて従業員200人規模の生産拠点を新設します。新工場は、帝人グループにおいて、北米で14カ所目、グローバルでは先に買収したチェコのベネット・オートモーティブ社に続く25カ所目の複合材料部品の生産拠点となり、帝人グループの自動車向け複合成形材料事業のさらなる強化を担うことになります。
帝人グループは、Tier1サプライヤーとして、素材選定から部品設計にまで踏み込んだ技術開発能力の向上や、グローバルでの安定供給体制の拡充を図るとともに、2020年以降の環境規制強化に対応した車体の軽量化に向けて、ソリューション提案力を強化していきます。そして、2030年近傍には自動車向け複合材料製品事業として、売上を2,000百万米ドル規模へと拡大していきます。
新工場の概要
所在地 | 米国テキサス州セギーン市 |
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事業内容 | 自動車向け複合成形材料の製造 |
投資額 | 約70百万米ドル |
工場面積 | 約20万平方フィート(約1.9万平方メートル) |
従業員数 | 約200名 |
着工時期 | 2019年10月 |
工場稼働時期 | 2021年度中(予定) |
当件に関するお問い合わせ先
帝人(株) コーポレートコミュニケーション部
03-3506-4055
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