「テイジン未来スタジオ」を全面リニューアル
帝人(株)(本社:大阪市北区、社長:鈴木 純)は、東京本社と同じビル内に設置・運営している総合展示場「テイジン未来スタジオ」について、このたび全面的にリニューアルを実施し、11月27日にオープンすることとしました。
帝人グループは、長期ビジョンとして「未来の社会を支える会社」になることを目指しています。その未来へとつながるきっかけ作りの場として、今後さらに「テイジン未来スタジオ」を活用していきます。「テイジン未来スタジオ」について
- 1.「テイジン未来スタジオ」は、帝人グループの最新の技術や製品・サービスを紹介するショールームとして、また、研究開発や事業創出のきっかけとするためのコラボレーションスペースとして、2007年11月に東京本社がある霞が関コモンゲート内に開設されました。
- 2.当社はこのスタジオを、ご来館の方々と共に「未来を創造する場」と位置付けており、開設からの12年間で45,000人を超える方々に来場いただきました。
- 3.また、これまでの来館者の約8割が顧客や取引先ですが、広く帝人グループのステークホルダーを対象としており、株主見学会やメディアイベント、学生による社会見学などにも対応しています。
- 4.施設の概要は次のとおりです。
- 1.事業ポートフォリオ変革を進め、事業構成が大きく変化している中、昨年、創立100周年を迎えたのを機に、次の100年を歩み始めた新しい帝人グループの姿を広くステークホルダーに発信し、認知・理解を深めていただく必要がありました。
- 2.加えて、開設から12年が経過したこともあり、施設としてさらに活用していくために、安全性や美観の確保・向上を図るとともに、展示方法の最適化を追求することとしました。
- 1.展示ゾーンについて、「Mobility」「Life Style」「Healthcare」「Safety」の4つに分けるとともに、100周年プロジェクトの「THINK HUMAN PROJECT」関連の成果を展示するスペースを設け、現在の事業構成に沿って展示の最適化を図りました。
- 2.帝人グループの素材を使用して製作し、看板展示品となっているオリジナルコンセプトカー「PU_PA(ピューパ)」は、コーポレートカラーである赤色を基調としたボディの3代目「PU_PA III」に刷新しました。2代目であった「PU_PA EV」の炭素繊維使用の軽量ボディなどは継承し、自動運転やシェアリングといった「CASE」などを意識した機能を追加しています。
- 3.帝人グループの製品や技術などをビルトインする展示手法を活用しています。受付カウンターはアラミド繊維「テクノーラ®」製のロープで吊り、天井の一部に軽量でプリント可能な天井材「かるてん®」、防煙垂れ壁「かるかべ®」、窓ガラス面にはポリカーボネート樹脂を使用した採光ブラインド「アカリナ」を採用しています。また、ミーティングエリアには、座面に人工皮革「コードレ®」を使用した会議用の椅子、ガイドスタッフのユニフォームには、高品質・高感度ストレッチ素材「エスビロン®」が使われています。
- 4.持続可能な開発目標SDGsへの対応表示を実施しています。SDGsの17の目標の中でどれに対応するソリューションであるかが一目でわかるようにサイコロキューブを配置しました。
名称 | テイジン未来スタジオ(TEIJIN MIRAI STUDIO) |
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所在地 | 東京都千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館 ショップ&レストラン3階 |
開設時期 | 2007年11月 |
スペース | 220m2(70坪) |
開館時間 | 10:00 ~ 17:00(完全予約制) |
休館日 | 土曜・日曜・祝日 |
見学コース | 40分コース(ガイド付き) |
リニューアルの背景
リニューアルの主なポイント
当件に関するお問い合わせ先
帝人(株) コーポレートコミュニケーション部
03-3506-4055
掲載されている情報は、発表日現在のものです。
その後、内容が変更になっている場合がありますので、あらかじめご了承下さい。