サステイナビリティがテーマのアウターウェアブランド
「SAVE THE DUCK」の独占販売契約を締結
帝人フロンティア(株)(本社:大阪市北区、社長:日光 信二)は、イタリアのアパレルメーカーであるSAVE THE DUCK S.P.A.(本社:イタリア ミラノ、CEO:Nicolas Bargi、以下「セイブ ザ ダック社」)との間で、セイブ ザ ダック社が展開するアウターウェアブランド「SAVE THE DUCK」の日本における独占販売契約を締結しました。
これに伴い、帝人フロンティア(株)は、2020年秋冬シーズン向けより国内での販売を開始します。また、12月3日から12月6日までの間、株式会社スタンレーインターナショナル 東京本社4Fショールーム(東京都渋谷区)で発表展示会を開催します。背景・目的
- 1.セイブ ザ ダック社は動物愛護と環境保護を理念とし、サステイナブルな製品作りや廃棄漁網の回収に協力するなどの環境保護活動を実践しており、環境に配慮するアパレルメーカーとして高い評価を得ています。
- 2.同社はこうした理念のもと、動物由来の素材を使用しないアウターウェアブランド「SAVE THE DUCK」を展開しており、2018年よりその表生地にリサイクル素材を使用した製品を販売するなど、リサイクル素材の活用推進、およびそれによる事業拡大を検討していました。
- 3.一方、帝人フロンティア(株)は、グループの環境方針として事業・製品を通じたサステイナブルな活動を継続しており、環境に配慮した素材や製品の製造販売を積極的に推進しています。そして、一層の企業価値向上のため、環境配慮型製品のさらなる展開を模索していました。
- 4.こうした中、両社は2015年より素材の取引を継続しており、加えて、環境に配慮した事業展開や、サステイナブルな活動および製品作りなど、理念や方針が合致していることから「SAVE THE DUCK」ブランドの製品を日本で幅広く展開することで合意し、このたびの独占販売契約締結に至りました。
「SAVE THE DUCK」ブランドについて
- 1.動物由来の素材を使用しないなどの製品コンセプトとともに、機能性やイタリアらしいデザイン性が評価され、売上を伸ばしているブランドです。2012年より製品販売を開始しており、現在は欧州をはじめ、北米、中国など、世界33か国で展開しています。
- 2.中綿に中空形状のポリエステル繊維「PLUMTECH®」*を使用することにより、中空部分に空気を含んで保温性を有するアウターウェアを展開しています。
- 3.一部製品には、リサイクル素材を使用した「PLUMTECH®」や、表生地に帝人フロンティアグループのリサイクル繊維を使用しています。
* 「PLUMTECH®」は、セイブ ザ ダック社の登録商標です。
セイブ ザ ダック社の概要
社名 | SAVE THE DUCK S.P.A. |
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所在地 | イタリア ミラノ |
代表者 | CEO:Nicolas Bargi |
設立 | 2012年 |
事業内容 | アウターウェア「SAVE THE DUCK」の製造・販売 |
販売目標
2020年度に3億円、2023年度には10億円の販売を目標としています。
当件に関するお問い合わせ先
報道関係のお問い合わせ先
帝人(株) コーポレートコミュニケーション部
03-3506-4055
その他のお問い合わせ先
帝人フロンティア(株) 東京衣料第三部 第一課
03-6402-7739