「AFRW」使用の建築物が「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」で受賞

帝人(株)は、高機能繊維で補強した木造建築物用集成材「AFRW(Advanced Fiber Reinforced Wood)」を開発し、展開していますが、これを使用した世界初の建築物である「MIRAI LIVELY HOUSE」が、このたび東京都産業労働局が主催する「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」において「奨励賞」を受賞しました。

「MIRAI LIVELY HOUSE」の外観および内観

「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」は、東京都産業労働局が、東京都において木材利用の新たな可能性を開拓する、革新的またはモデルとなるような建築物および木質空間を表彰するもので、新たな木材需要を喚起することにより、全国の森林循環を促進し、林業・木材産業の成長を図ることを目的としています。

帝人(株)が、自社の東京研究センター(東京都日野市)の敷地内に建築し、社内の会議やイベントなどに活用されている「MIRAI LIVELY HOUSE」は、木材の軽量性と鉄骨並みの高い剛性を併せ持つ「AFRW」を使用することにより、柱のない開放性の高い空間を実現した建物で、内部に用いた木材と周辺の自然とが調和した快適性の高い空間により、ストレス低減効果が期待できます。建設に際しては、建築のエキスパートである前田建設工業株式会社ならびに高知大学 構造工学研究室の助言・協力を得ており、今年4月に完成しました。

帝人グループは、このたびの受賞を契機として、木造建築物への「AFRW」の普及を図り、長期ビジョンである「未来の社会を支える会社」を目指すとともに、SDGsの目標達成に貢献していきます。


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帝人(株) コーポレートコミュニケーション部
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