樹脂窓が提供する、
新たなドライビング体験

自動車窓はガラス製から
樹脂製へ

近年自動車業界では、燃費向上に向けた車体軽量化への取り組みとして、ガラス窓から樹脂窓への転換が進んでいます。こうした中、ガラスの2分の1の軽さと200倍の耐衝撃性をもつポリカーボネート(PC)樹脂は、軽量化に貢献する新たな素材として注目されています。一方で、PC樹脂にはガラスに比べ耐摩耗性が低く、紫外線などにより変色しやすいという難点もありました。

世界初の樹脂製
フロントウィンドウ

これらの課題を解決するため、テイジンはPC樹脂に高い耐候性とガラス並みの耐摩耗性を付与する技術を開発し、大型樹脂窓や複雑な曲面の窓への対応も可能にしました。こうして生み出された樹脂窓は、国内の新たな保安基準のみならず、欧米で求められる耐摩耗性をも満たし、樹脂窓として世界で初めて市販車のフロントウィンドウに採用されました。

ガラス代替の枠を越える
樹脂窓の付加価値

テイジンの技術が結集したPC樹脂製フロントウィンドウは、ガラス窓を支える支柱が不要なため、従来のガラス窓と支柱の組み合わせに比べ36%の軽量化を実現。フロントウィンドウと支柱が一体となった透明な樹脂窓は、視界を遮るものがなく、安全確保と同時に爽快なドライビングにも貢献します。クルマをもっと軽く、ドラインビングをもっと安全に快適に。樹脂窓のさらなる実用化に、テイジンは技術で応え続けます。

複合成形材料が実現する、
軽くて強いクルマ

次世代エコカーの
キーワード「軽量化」

温暖化の防止や化石資源の消費の抑制など、環境保全は今や世界的に取り組むべき課題です。自動車業界においても、CO2排出量の低減や燃費効率の改善が求められ、その実現には車体の軽量化がカギを握るとされています。乗り物としての安全性と、優れた環境性能の両立。軽くて強いクルマを実現するために、新たな素材の提供が求められています。

繊維と樹脂の
複合化で応える

この次世代エコカーが抱える課題に、テイジンはさまざまな繊維と樹脂を組み合わせた複合成形材料で応えます。炭素繊維・ガラス繊維・アラミド繊維といった強化繊維と、ナイロンやポリカーボネート樹脂などの熱可塑性樹脂、またはビニルエステル、エポキシ樹脂などの熱硬化樹脂を組み合わせ、用途に合ったさまざまな特性を発揮することが可能です。さらに強度を最大化するデザイン技術も活用することで、コスト面の課題にも対応しています。

地球環境にやさしい
クルマを目指して

加えて、熱可塑性樹脂を使用した複合成形材料を用いることで生産性が向上するため、製造工程におけるCO2排出量の低減にも貢献します。成形した後も形状を容易に変更することが可能なため、リユースやリフォームして、使用後も含めた製品サイクル全体で環境負荷を減らすことができます。クルマを軽くし、環境負荷も軽くしたい。テイジンの車体軽量化への挑戦は、これからも続きます。