サステナビリティ
汚染
事業活動に伴う有害化学物質排出量を計画的に削減するとともに、環境汚染防止に努めています。
指標と目標
グループ目標(KPI)
有害化学物質量売上高原単位
2030年度 20%改善(2018年度対比)
有害化学物質の漏洩防止強化の継続や発生の少ない工程への移行により有害化学物質の排出削減に取り組んでいます。2023年度も炭素繊維や樹脂の各事業で有害化学物質の削減や漏洩防止の対策を継続し、2023年度の有害化学物質排出量は、前年度比17%減の656トンとなり、売上高原単位は2018年度比37%改善しました。
有害化学物質排出量と売上高原単位の推移

- *化管法第一種指定化学物質および一般社団法人日本化学工業協会指定化学物質のうち、国際連合が定めるGHS(Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)分類における水性環境有害性またはオゾン層への有害性を有する化学物質を対象として、大気、水域、土壌への排出量を集計
- *売上高原単位は、連結売上高を分母に適用して算定
化学物質排出量上位10物質

- *化学物質排出量は、化管法第一種指定化学物質および一般社団法人日本化学工業協会指定化学物質を対象として、大気、水域、土壌への排出量および事業所内埋立量を集計
- *赤文字は、化管法第一種指定化学物質
大気への負荷
燃料使用に伴うNOx排出量は前年度比23%減の0.69千トン、SOx排出量は前年度比21%減の1.68千トン
、揮発性有機化合物(VOC)の排出量は、前年度比4%減の1.49千トン
となりました。
NOx排出量の推移

- *2024年1月に、NOxの2021年度数値を修正
SOx排出量の推移

VOC排出量の推移

取り組み
帝人グループでは、所在する国・自治体の土壌汚染防止に関する法令を順守するとともに、「土壌・地下水汚染防止基準」を制定しており、これに基づいて事業活動に使用している土地・地下水の汚染防止に努めています。