サステナビリティ

資源循環

埋立廃棄物量の削減を中心とした資源循環への取り組みを推進しています。

指標と目標

グループ目標(KPI)

埋立廃棄物量売上高原単位
2030年度 20%改善(2018年度対比)

リユース、リサイクルなどによる廃棄物の削減に取り組んでいます。特に廃棄物の発生量が多いTeijin Automotive Technologies(米)では、各工場の歩留まり改善によるプラスチックごみの削減など精力的に取り組んでいます。2023年度の埋立廃棄物量は20.6千トン保証対象指標となり、売上高原単位は2018年度比9%増の2.00保証対象指標となりました。


埋立廃棄物量と売上高原単位の推移

  • *埋立廃棄物量は直接埋立処分する廃棄物の量を対象に集計
  • *売上高原単位は、連結売上高を分母に適用して算定
  • *一部の拠点で埋立廃棄物量の一部に二重計上があったことが判明したため、2018年度から2022年度の数値を修正。また、それに伴い2030年度目標の売上高原単位値も修正

アラミド繊維のリサイクル取り組み

アラミド事業では、20年以上前から使用済み製品をサプライチェーンより回収し、「トワロン」パルプに再生するメカニカルリサイクルを展開しています。また、さまざまな技術開発や、サーキュラープロダクションプロセスに順次取り組んでいます。繊維から繊維にリサイクルするフィジカルリサイクルについては、2023年4月に最初のリサイクル原料を使用した「トワロン」長繊維の量産機での試作生産に成功し、2024年4月に2回目の生産を実施しました。さらに、ケミカルリサイクルの技術開発を長期的視点で進めるとともに、持続可能な原材料調達にも取り組んでいきます。アラミド事業では、顧客の要求に応えながら、今後の法規制にも対応していきます。