MESSAGE

企業紹介 メッセージ

予測困難な時代を、
しなやかに生き抜く。
人事部長
古川 寛

求める人財像

変化を糧に成長できる人財

「変化」が重要なキーワードですね。

今、世界にはSDGsに代表されるように多くの重要な社会課題があり早急な解決が求められています。例えば、気候変動の緩和、人と地域社会の安心・安全の確保、人々の健康で快適な暮らしの実現などです。テイジンは、環境価値、安心・安全・防災、少子高齢化・健康志向の領域でソリューションを提供し、これら社会課題を解決することで持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。これらの社会課題を解決するためには、これまでと違う新しいやり方が必要です。従来のやり方を変え、試行錯誤で学びながら前に進んでいく。変化を前向きに捉え、時には楽しみながら挑戦を続けることが重要なのだと感じています。

テイジンも、変化によって生き残ってきた会社です。

テイジンは100年以上続いている会社ですが、テイジンの歴史は変革と挑戦の連続でした。約30年前、テイジンは衣料繊維を中心とした素材の会社で、ファッションやインテリア用品を主に手がけていました。医薬品や在宅医療機器の存在感はまだまだ薄かったですね。ところが今や、利益の半分以上をヘルスケア事業が占めています。マテリアルにしても、産業用途に使われる炭素繊維・アラミド繊維や複合成形材料が主流になりました。常に挑戦をして、変化を生き抜くというDNAは現在も受け継がれています。

そのDNAを支えているのは人財です。テイジングループ社員の半分以上は外国籍社員です。ダイバーシティ(多様)な人財がグローバルで活躍し、新しい挑戦に向けて活躍しています。

自身のキャリアを振り返って、「テイジンらしさ」を感じたエピソードはありますか?

私は、2000年にテイジンに入社しました。生産拠点の人事をスタートとして、人事制度企画・運用、HRビジネスパートナー、本社総務といった国内人事を担当した後、上海拠点でのビジネス支援や事業のライフサイクルに応じた各種プロジェクト(立上げ、M&Aなど)に参画するなど、日本だけでなくグローバルベースで様々な人事業務やビジネスの経験することができました。この20数年、色々な経験を積んできた訳ですが、振り返って思うことは「人との関わりの大切さ」や「感謝の気持ち」です。

2021年に実施したグローバルエンゲージメントサーベイにおいて、日本地域における強みは「上司が意見を尊重してくれる」と「コラボレーション(協業)」という結果でした。この結果が示しているとおり、テイジンは、年齢や経験に関係なく、自分がやりたい事を提案したり意見を言うことができる会社だと思います。過去に担当した仕事やプロジェクトでは、多様な仲間との共感のもと、チームとして様々な困難に立ち向かいながら、1つ1つの課題を達成する喜びを感じてきました。また、豊かな人間性と様々な経験を有する上司・先輩や同僚から、多くの学びや示唆を得ることで自らの成長も実感してきました。仕事は1人ではできません。互いを尊敬し、共感し、そしてコラボレーションし合う風土があること、人を育てる環境があること、それがテイジンを構成する魅力の1つだと実感しています。

どんな新入社員と一緒に働きたいですか?

新入社員に限らずですが、自分の中にパッション(何かを実現したい、成し遂げたいという強い思い)を持ち、行動できる社員と一緒に働きたいと思っています。パッションを持っている社員と一緒に働くことで、こちらもワクワクしますし、お互いに成長し合うことができる。広い意味で楽しみながら進めることができると思います。

もちろん、入社してきた時に、具体的なパッションを持っている社員が多いわけではありません。仕事を経験していく中で、これを実現したいというものを見つけ、それを実現するために周りを巻き込んでチャレンジして欲しいと思います。自分のコンフォートゾーンを超えて、新しい事にチャレンジしていくには勇気が必要です。でも、それを実行することで確実に成長することができます。会社も周りの人もチャレンジして欲しいと思っていますし、チャレンジする人を応援しています。そのために必要な知識・スキルを学ぶ手厚い教育研修の仕組みもあります。

学生時代にやっておくべきことはありますか?

就職活動を進めていくなかで、いろいろな事を経験し、迷ったり悩んだりする事もあると思います。でも、その経験は長い人生の中で、皆さんの成長に繋がるものだと思います。広い視野を持ち、リミットを設けずに自分の可能性を考え、自分自身と向き合ってください。そして、作り上げたものではなく、等身大の皆さんの話を聞かせてください。皆さんとお会いすることを楽しみにしています。