人財育成の考え方
テイジンは企業理念の1つ「社員と共に成長します」に基づき、「社員が究極の経営資源」であると考えています。人財の成長には、「多様な経験」、「成長のためのアセスメント」、「研修」の3要素が上手く組み合わされることが重要になります。テイジンでは社員の成長を促し、多様な個性・能力が発揮できる仕組みづくりに挑戦し続けています。
人財の成長の3要素
アセスメント
(OFF-JT)
個性・能力を最大限に発揮できる仕組みづくり
多様な経験
計画的ローテーション
総合職の社員は、複数の職務(職場)を経験しながら能力開発されていく、との前提に立ち、ローテーションを積極的に実施しています。育成の観点から5年を一つの目安として配置換えを定期的に行っています。複数の仕事を経験することで幅広い視野を持ち、各職場の特質と関連性を深く理解していくことを目的としています。事業部門を横断した総合ソリューションが増えていくことが予想されるなか、ローテーションは必要不可欠な経験です。
ジョブチャレンジ(社内公募)制度・FA制度
「他事業・他部署にも挑戦したい」「自分の能力をもっと活かしたい」という想いを実現すべく、異動希望部署と人財ニーズがマッチすれば、所属事業外であっても上司への申請・許可なしに異動できる仕組みです。
成長のためのアセスメント
SDP(Specialty Development Program)制度
配属された職務領域(営業/技術開発/スタッフ等)の専門性を高めるために、それぞれの職務領域に求められるスキルや知識を習得するプログラムです。SDP制度では、職務領域を“SDPフィールド”と称し、各フィールドでは経営幹部による“SDP委員会”があります。SDP委員会は、若手社員一人ひとりについて、入社2年目・5年目にアセスメントを行い、育成状況・配属した職務の適性・必要な専門教育の設定やローテーションの検討などを行います。このように、定期的なアセスメントなどを通じて能力向上を体系的、計画的に行っています。
新入社員チューター制度
新入社員が配属先に配属された後は、「チューター」と呼ばれる若手先輩社員が新入社員一人ひとりに選任され、新入社員のサポートを行います。業務の習得へのサポートだけでなく、自律的成長を促すために、定期的な面談を通じてアドバイスやフォローを行っています。
研修
新入社員研修
入社後約1か月間グループ会社も含めた全体研修を実施いたします。帝人グループの歴史や理念、現在の取り組み、将来へのビジョンを学ぶことで「テイジンパーソン」としての基礎を身につけます。諸制度などを学ぶと共に、同期とのつながりを深めることで、コミュニケーション力や協調性の向上を目的としています。全体研修の後は、配属事業ごとに異なりますが、事業別の研修を受けた後に本配属となります。
入社2年目研修
仕事や業界・職場について経験した段階で、自分の仕事を一度見つめなおし、担当者としての次の成長目標を明確にするために、入社2年目社員が受講する集合研修です。特に、自らのビジネスコミュニケーションについて見つめなおし、スキルアップすることを目的としています。また、同期間で互いの成長を実感し、相互に啓発する良い場となっています。
中堅社員研修
各職務の専門家として既に習得している知識、スキル、経験を土台とし、さらに一段上位のマネジメント視点を形成するための研修を実施しています。自分の行動特性を客観的に知り、今後のキャリアを考えることで、一層の成長の機会とすることを目的としています。