
使う人の近くで、医薬品を生み出す。
テイジンを選んだ理由を教えてください。
大学院での研究よりも、より医療の現場に近いところで医薬品を開発したいと考えました。臨床開発の募集がある企業をいくつか受けたのですが、そのうちの1社がテイジンです。社員の印象がとてもよかったことを覚えていますね。面接では、緊張している私からどうにかして話を引き出そうとしてくれているのが伝わってきました。ここなら無用なプレッシャーをかけられることもなく、仕事に打ち込めそうだと感じました。
入社後は、一貫して臨床開発に携わっているんですね。
はい。医薬品の候補物質を同意を得た患者さんに投与し、安全性や有効性を評価する治験に関わり続けています。ただ、役割は少しずつ変化していますね。入社からしばらくは、医療機関に赴いて治験の実行状況をチェックしたり、計画書や報告書を作成したりするのが主な業務でした。入社10年目を迎えて米国に赴任し、現地における臨床試験のマネジメントを担当しました。帰国してからは臨床開発のプロジェクトマネージャー補佐を勤めるほか、プロジェクトマネジメントの水準を社内で統一するための制度やツールの整備も担当しています。