INTERVIEW

事務系
まず、患者さんを想う。
関わる人すべての幸せが、
そこから始まる。
ヘルスケア営業
2014年入社
工学部

人の幸せに直結する、健康というテーマ。

テイジンを選んだ理由を教えてください。

就活の軸のひとつとして「医療系の営業職」を目指していました。ただ、当時はテイジンが在宅医療機器を手がけているとは思わず、MRの話を聞くつもりで説明会に参加したんです。そこで初めて在宅医療機器のことを知り、強く興味を惹かれました。

在宅医療機器が大きな動機になったんですね。

単なる納入業者ではないというスタンスにも魅力を感じましたね。医療従事者とともに、患者さんにとってよりよい治療環境を考え、その人生に最後まで寄り添っていく。ここまでできる企業は、私の知っている限りなかなかありません。どんな仕事でも人のためになると思うのですが、健康という、幸せに直結するテーマはその最たるものだと思います。また、患者さんとお会いする機会があるのも私にとっては大きなモチベーションです。患者さんから感謝の言葉を直接いただけると、それが何よりの励みになります。

「患者さんのために」。ブレない気持ちは、ドクターに伝わる。

現在はどんなお仕事を?

医師を中心に、看護師、臨床検査技師、ケアマネージャーなどの医療従事者に対して、在宅医療機器を提案しています。たとえば慢性呼吸不全の患者さんが、ご自宅で使用する酸素濃縮装置などがその例です。一人ひとりの患者さんに安心・安全で最適な治療が施せるよう、医療機器の導入や治療に関する提案を行い、患者さんのご自宅での状況や診察報酬などに関する情報も提供しています。

テイジンは在宅医療分野のパイオニアです。営業活動も有利なのではありませんか。

いえ、そうとは限りません(笑)。在宅医療機器という責任の大きな商品ですから、しっかりとロジックがなければ導入していただけません。「テイジンには歴史がある」というだけでは通用せず、「何が受け入れられたから歴史が続いているのか」という点まで深く伝えることが大切なんです。ある医療施設では、すでに競合他社の製品を導入していたため、最初はまったく相手にされませんでした。しかし、足しげく通いながらドクターと会話するタイミングをつかみ、テイジンのメリットを具体的に、根気強くお伝えすることで契約に至りました。

ドクターを振り向かせるコツはあるのでしょうか。

テクニックというより想いについての話ですが、私は常に「患者さんのために」と考えています。極端なことを言えば、それが本当に患者さんのためになるなら、テイジンではなく他社の製品を使っていただいても構わないと思っています。けれど結果的には、その想いこそがドクターに認められる上で欠かせないものなのではないでしょうか。患者さんに最適な在宅医療機器を届け、医療施設は診療報酬を得て、テイジンもビジネスが成り立つ。患者さんを想うことから始まり、関わる人全員を幸せにできるのがこの仕事の醍醐味です。

たくさんの恩返しを、仕事に込めて。

1人の営業が、医薬品と在宅医療機器の両方を手がける体制になろうとしていますね。

MRの知識を苦労しながら学んでいます(笑)。けれど、ワクワクも大きいんです。医薬品と在宅医療機器を併せ持つ、テイジンにしかできないことを突き詰めていきたいと考えています。たとえば私は、呼吸器疾患を持つ多くの患者さんとお会いし、その声を直に聞いています。その経験があることで、よりリアルな医薬品の提案ができ、より多くの患者さんの役に立つことができるのではないかと思っています。

やはり、「患者さんのために」という想いが強いのですね。

はい。これまでの人生を振り返ると、本当にたくさんの人に支えられてきました。その中には、私の祖父が亡くなった時に手を尽くしてくださった医療従事者の方々も含まれています。みなさんに対する感謝の気持ちを、患者さんへの想いに変えて仕事をしている部分はありますね。恩返しを形にできる仕事であることを、幸せに感じています。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00メール処理、資料作成、電話対応、機械の準備、報告書の作成
  • 12:00クリニックを訪問し、開業医への情報提供
  • 13:00病院内にて機械の補充、メディカルスタッフとの患者さん情報のやり取り・導入打ち合わせ、書類のやり取り
  • 17:00医師への情報提供、患者さん情報の共有
  • 18:00退社