INTERVIEW

事務系
予算を切り口に
戦略を立てる。
海外事業の
これからを支えていく。
経理
2016年入社
経済学部

海外グループ会社の成長を、間近で感じる喜び。

テイジンを選んだ理由を教えてください。

繊維を使ったソリューションのエピソードを知ったのが、興味を持つきっかけでした。お客様とともに新製品を生み出したこと、繊維の持つ可能性の大きさ、さらに繊維以外の分野にも積極的に挑んでいることが魅力的でした。また、グローバルに活躍できる日本企業を探していたこともあって、テイジンのグローバル展開や歴史にも惹かれましたね。でも、最後の決め手になったのは「人」。採用担当も面接官も、たまたまエレベータに乗り合わせた方も、みなさん穏やかで、楽しそうで……。この環境なら頑張れそうだと感じましたし、入社から5年たった今もその印象は変わっていません。

現在のお仕事について教えてください。

海外グループ会社の予算策定と実績管理が主な業務です。各社が立てた予算の見通しを経営計画と重ね合わせ、事業全体として審議を行い、必要に応じて軌道修正。実際の事業運営を経て、実績と予算とのギャップに対する対策を一緒に立てていくのが基本的な流れです。私はアメリカと東南アジアのグループ会社を1社ずつ担当。事業に関する長期的な方針決定に携われることと、その方針の実行をサポートしながら、事業の成長をさまざまな局面で感じられることがやりがいですね。

突然のM&A業務で身につけた、自信と対応力。

これまでに体験した逆境を教えてください。

入社4年目に経理部から現部署へ異動したのですが、初仕事がいきなりM&Aに関わるものでした。契約書の内容を正しく理解することに始まり、海外の弁護士やアドバイザーとのやりとり、公的機関との手続きなど、それまでの業務とはまるで違うことばかりで苦労しました。採用面接でも海外に興味があることは伝えていましたが、それが配属の理由だったかどうかはわかりません。でも、年次や経験に関わらず、挑戦の機会を与えてくれるテイジンらしさを感じましたね。その時、帝人グループに迎え入れた米国・レネゲード社を、今も担当しています。

その仕事を通じて、どんな発見や成長があったのでしょうか。

自信と対応力がつきました。たとえば1人で相手の会社に出張するなど、以前ならきっと不安になっていたはずの場面も乗り越えられるようになりました。もうひとつ、「仕事は1人だけで進めているわけではない」と実感できたのも大きかったと思います。それまでの私は「自分でどうにかしなきゃ」という意識が強く、どこか自分を追い詰めるように仕事をしていました。けれど、ハードなM&Aを通じて、周囲には手を差し伸べてくれる方がたくさんいることに気づいたんです。それからは、トラブルが起こったら抱え込まずに相談し、経験のある方の力を借りながら解決にあたるようになりました。そんなふうに助けられることを、「申し訳ない」ではなく「ありがたい」と前向きに捉えられるようになれたのも成長だと思います。

海外から、日本のテイジンを見てみたい。

これから挑戦してみたいことを教えてください。

今は日本から海外のグループ会社をサポートしていますが、いずれは海外駐在も経験したいです。海外駐在の経験は、外から日本のテイジンを見る、新しい視点が得られるのではないかと思います。それに、私が就活の時に抱いていた思いは外資企業に入ることではなく、日本企業の技術を世界に展開していくこと。その願いも同時に叶えられそうだと考えています。

海外駐在を実現するには、何が必要なのでしょう。

キャリアとしては珍しくありませんから、あとは私の実力次第ですね(笑)。海外駐在には、経理業務の知識やスキルだけではなく、リスクマネジメント力や目標へのコミット力、チームマネジメント力等も必要だと考えます。海外駐在に限らず大切なことでもありますが、目標を現実にできるよう、これらのスキルを身につけるために経験を積んでいきたいと思います。

ONE DAY SCHEDULE

  • 9:00メール対応 ※海外とのやりとりもあるため、内容の優先度と時差を考慮し、対応する順番を決めることから1日をスタート。月に1度は、米国担当会社の状況を月次で共有してもらうため、米国とのオンラインミーティングを実施。
  • 11:00オンライン課会1回目
  • 12:00お昼休み
  • 13:00対応中のプロジェクトや、予算・実績管理など計数関係についての社内ミーティング
  • 15:00オンライン課会2回目。業務の共有だけでなく、何気ない話でも盛り上がる
  • 15:30報告資料の作成等、デスクワーク
  • 17:45終業